あなたはいくつ読める?南大阪の難読地名特集
南大阪の難読地名特集ー!
放出(はなてん)
十三(じゅうそう)
柴島(くにじま)
大阪にはたくさんの難読地名があります。
「枚方(ひらかた)」なんて、ひらパー(枚方パーク)のおかげで当たり前のように読めますよね。
ちなみに今挙げた4つはいずれも大阪市以北のもの。
じゃあ南大阪にはどんな難読地名がある!?
ってことで、今回は南大阪の難読地名を、近辺にあるスポットとともに集めてみました。
堺市の難読地名
1 中百舌鳥(北区)
これは駅や世界遺産のおかげで読める人は多いはず。
「なかもずを漢字で書け」と言われたらとまどいを隠せませんけどね。
中百舌鳥(なかもず)のお洒落なイタリアンバルでランチ!「JOURNEY KITCHEN(ジャーニーキッチン)」@堺市北区
2 遠里小野(堺区)
堺市にも大阪市にもあるこの地名。
正解は「おりおの」です。
私だけでしょうか、いつも「おのおり」と読んでしまうのは・・・
3 家原寺(西区)
小学校1年生で習う簡単な字ばかりなのに難読とは、相当のツワモノです。
堺市立総合医療センター近辺で、行基の生誕地とされるお寺に由来しています。
正解は「えばらじ」。
4 日置荘(東区)
これまた読めそうで読めない地名・・・
日置氏の荘園だったことに由来しています。
「ひちそう」「ひきそう」ではなく、正解は「ひきしょう」です。
5 土師(中区)
4世紀後半にやってきた渡来人がこのあたりに住み着いたことに由来します。
彼らが土器を作る技術をもっていたことから、「土の先生」→「土の師」→「土師」となったそう。
正解は「はぜ」。
ちなみに藤井寺市にも「土師ノ里」という駅名がありますが、こちらは「はじのさと」と読むようです。
6 大饗(美原区)
これ、読めます?
そもそも「饗」がなんて読むかもすぐ出てきません。
765年に当時の天皇がこの地に立ち寄り饗宴の場となったことに由来すると言われています。
あ、「饗」は「きょう」と読むんでしたね。
正解は「おわい」。
うん、読めない。
7 毛穴(西区)
鎌倉時代に当地していた毛穴一族に由来するとか
この地に乱入した毛穴円明という悪党に由来するとか
荘園領主に抵抗した毛穴左衛門五郎に由来するとか
とにかく諸説あるのですが、どうやら人の名前に由来しているっぽいですね。
正解は「けな」。
それにして毛穴円明って・・・
丸くて明るい毛穴って・・・
毛穴ざえもんもアレですが・・・
堺の伝統産業品であるてぬぐいを生産している場所でもあります。
大阪市の難読地名
道修町(中央区)
「どうしゅうちょう」と読んでしまいそうですが、正解は「どしょうまち」。
江戸時代から薬問屋が軒を連ねた「薬の町」です。
今でも製薬会社が本支店を構えていて、ミュージアムなんかもありますよ。
歴史が好きな方はぜひ!
田辺三菱製薬史料館HPより画像引用
喜連瓜破(平野区)
なかなかワイルドな地名。
「愛死天流」「四露死苦」「喜連瓜破」と並んでいてもおかしくないような。
大阪の難読地名として有名ですが、「きれうりわり」と読みます。
ちなみに喜連地区と瓜破地区が合体してこの名前になりました。
杭全(東住吉区)
これはほんとに難しい!
けどよくよく見れば読めなくもない!?
「くい」+「まったく」で、正解は「くまた」。
住道矢田(東住吉区)
これも読もうと頑張ったって無駄なやつです。
知らないと絶対読めません。
場所的には長居公園の近く。
正解は「すんじやた」。
ちなみに大東市には「住道駅」がありますが、こちらは「すみのどう」と読みます。
その他大阪にある難読地名
信太(和泉市)しのだ
山直(岸和田市)やまだい
信達葛畑(泉南市)しんだちつづらばた
廿山(富田林市)つづやま
布忍(松原市)ぬのせ
茱萸木(大阪狭山市)くみのき
二河原邊(南河内郡千早赤阪村)にがらべ
わー難しい!!!
もし「こんな難読地名もあるよ!」ってのがあれば、ぜひママオアシス公式LINEで教えてください。
めざせ「南大阪の難読地名パート2」!