[わっぱ通信①]大阪オカンが曲げわっぱ弁当箱プロデュース!? 消費者参加型商品開発スタート

メーカー企業必見!ママコミュニティと取り組む消費者参加型商品開発
2024年1月11日、ママオアシスのママライターたちが、ある座談会のために集まりました。
依頼主は、デザイナーのフジキタツゾウ氏をはじめとする商品ブランディングチームです。
▲堺なかもずにある、さかい新事業創造センター(S-Cube)にて
ママオアシスは企業からのご依頼により、座談会という形で商品開発にご協力しています。
・消費者のニーズを理解できる
・企画段階からファン作りができる
とあって、世間でも注目されている消費者参加型商品開発という取り組みです。
主婦が愛用する弁当箱は?消費者参加型商品開発座談会
今回の商品開発座談会のテーマは、ずばり曲げわっぱ弁当箱!
主婦が「こんなの欲しかった!」と感じる、わっぱ2.0な弁当箱を作るのが目的です。
座談会のファシリテーターは、ブランディングチームの一員でもあるママオアシス代表あおむしです。
座談会に集まったママたちは、曲げわっぱに興味があるママ8人。
▲市職員やS-Cubeのスタッフも見学されました。
環境やエコへの意識が高く、ていねいな暮らしがしたいママが多く集まった印象です。
まずは普段使っているお弁当箱を見せ合いながら、弁当事情を赤裸々に発表します。
▲編集長naanはなんと幼稚園のときから愛用のお弁当箱を持参!
驚いたことに、曲げわっぱに興味があるにもかかわらず、9人中7人のママがプラスチック製や保温機能のお弁当箱を使用していたんです。
幼稚園児や小学生は、どうしても可愛さやサイズを重視したキャラクターものになるようですね。
▲旦那には量重視のタッパーという強者も!
普段から曲げわっぱ弁当箱をつかっているママライターは、くみみんとすみちゃんの2人でした。
2人の曲げわっぱ弁当箱からは、ほんのり木の香りがしましたよ。
▲くみみんは、洗うのめんどくさいからお箸箱も仕切りもつかわないのだとか。
曲げわっぱ弁当箱、欲しいのに使わない理由とは?
そもそも、どうして曲げわっぱ弁当箱に興味があるのか?を深掘りしていくと・・・
おいしいからとか見栄えがいいからとか、いろんな意見が出ます。
では、曲げわっぱ弁当箱に憧れをもちつつも、なぜ使っていないのか?
これについても現実的な意見がたくさん出ました。
わたくしライターとのも、お手入れの面倒くささゆえに曲げわっぱ弁当箱デビューできておりませんでした。
わっぱ弁当箱にいくら出せるか?という予算感についても、本音が炸裂!
3000円くらいが多いイメージですね。
▲編集長naanの細かい値段設定にご注目ください! 笑
検証!和歌山のメーカー野上工芸の曲げわっぱ弁当箱
ここで、和歌山の曲げわっぱメーカー 野上工芸さんの曲げわっぱが登場!
オブザーバーとして座談会に参加されていた野上工芸の社長にいろいろ教えていただきました。
▲自然素材だいすきライターまゆゆは、リアクションがいつもステキ。
野上工芸さんの曲げわっぱ弁当箱は、楕円形ではなくまん丸!
熟練された木材成形加工技術がなせる技です。
しかも、木のつなぎ目がフラット!
つなぎ目がフラットだと、弁当箱が洗いやすくて菌も繁殖しにくいんです。
▲つなぎ目の留め具もありません。
ふるいやタンバリン、刺繍枠といった丸い木枠のものを製造してきた野上工芸さん。
枠のつなぎ目を極限まで少なくしてきれいな丸に仕上げる技術が、曲げわっぱ弁当箱に生かされているのですね。
▲野上能和社長
さらに、曲げわっぱ弁当箱は心して手洗いするものと覚悟していましたが…
お客様のさまざまな意見から日々改良を重ねているという野上社長から驚きの発言が!
「扱いづらいイメージを払拭するため、今回は電子レンジ&食洗機対応のものを作ろうと考えています」
電子レンジ&食洗機対応の曲げわっぱ弁当箱に、ママライターたちは驚きを隠せません!
レンジ&食洗機対応ならいくらで買う? と改めて質問すると、この通り。
▲予算が上がりました!
なかもずS-Cubeのコワーキングスペースが無料で利用できるって知ってた?
最後に、座談会を終えたママライターたちに驚きのプレゼントが!!
天然杉使用の曲げわっぱ弁当箱を、野上社長よりいただきました~!!
予期せぬ出来事で、全員が歓喜で曲げわっぱ弁当箱デビューです。
▲さっそく弁当箱を試用してみるママライターたち
ちなみに、この集合写真を撮った場所は、S-Cube 1階にある「Community room cha-shitsu(茶室)」です。
堺市で事業をしているor起業を考えている方なら、無料で利用できるんですよ(要会員登録)!
▲ママオアシスも今後積極的に打ち合わせやセミナーで使っていきます。
さぁ、いただいた曲げわっぱ弁当箱を実際に使って、次の座談会にその使用感を報告します。
「こんなの欲しかった」をみんなで作っていくのがますます楽しみなママライターたち。
ママのアイデアが止まらない「曲げわっぱ弁当箱座談会」は第2回に続きますのでお楽しみに!
わっぱ通信
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