【関西万博レポ前編】最多来場者数更新日に子連れで大阪・関西万博2025へ行ってきた!予約なしで回れるコースと子どもの遊び場を解説

2025年4月13日に開幕した大阪・関西万博。
私、ライターたけちゃんが2025年5月31日に行ってきました!
週末の雨予報で2回延期してやっと行けたこの日は、18.7万人という過去最多の来場者数を更新した日でした。。。
(来場予約は3回まで日程変更が可能です。)
(ただしパビリオンの予約が取れていたら、日程変更をすると予約も消えてしまうので注意!)
一緒に行ったのは私、夫、小学2年生の娘、私の母(75歳)の4名。
▲似ている親子と言われます。
パビリオンの予約は1つだけしか取れていなくても、並ぶのがきらいな子連れでも、1日楽しめるのか!?
今回は、万博で過ごした1日の流れをたっぷり、前後編に分けてお伝えします♪
前編のこの記事では、混雑日の東ゲートからの入場状況や海外パビリオン、子連れにおすすめスポットや注意点などをまとめました。
これから万博に行かれる方は、ぜひ参考にしてくださいね。
大阪・関西万博へのアクセス|府内から電車で向かって東ゲートにたどり着くまで
まずは大阪メトロ御堂筋線「本町駅」から「夢洲(ゆめしま)駅」までの行き方
これは本当に簡単。
御堂筋線を降りてから、中央線への乗り換えは人の流れと案内標識に沿って歩けば、迷うことはありません。
スムーズに「夢洲(ゆめしま)駅」に到着しました。
1日乗車券「エンジョイエコカード」を使う場合は、コスモスクエア駅~夢洲駅までの区間が適用外なので注意!
大人1名で330円の追加料金がかかります。
Pitapaなどの交通系ICを使うか、普通に切符を買うほうが安いですね。
▲夢洲駅改札口に向かう途中、近未来のような雰囲気。壁一面にスクリーンがあります。
人波は覚悟して!「夢洲駅」から東ゲートまでの道のり
「夢洲駅」を降りるとたくさんの国旗が風にたなびき、それだけで万博に来た~と感動!
感動したのもつかの間、すぐに人の波に揉まれる戦いが始まります。
東ゲートは奥に見えているのに、反対の方向に歩かされる導線。
ここで少しテンション下がります。
次来るときは堺東からバス出ているみたいだし、西ゲートからの入場方法にしようかな。
40分くらいノロノロと歩いて、ようやく東ゲートへ到着。
持ち物チェックはさながら空港のようです。
持ち物チェックが終わると、入場QRコードをかざして、やっと入れます!
入場QRコードはスクリーンショットをしておくとスムーズですよ。
いざ、大阪・関西万博2025へ子連れで入場!
東ゲートを抜けたら、もうそこは広々とした空間の別世界が広がってました。
ミャクミャクの後ろ姿を見られるのは行った人だけのお楽しみ。
▲ミャクミャクって尻尾があったのね~
1周2㎞の大屋根リングは下を通っても、上に昇っても圧巻の大きさ
大屋根リングを見るためだけでも、大阪・関西万博に行く価値ありです!
▲いったいどれだけ木の柱があるんだろう。よく見ると柱に番号が書いてある!
大屋根リングの上に昇るには階段、スロープ、エスカレーター、エレベーターの方法があります。
ただし、1回上がると、次に降りる場所まで500mくらい歩かないといけないのが注意点です。
上には植物がたくさん植えられていて、気持ちよい空間が広がってました。
▲開放感があって気持ちいい~。レジャーシートを敷いて、寝ころぶのもあり!
入場予約なしでも入れる「マルタパビリオン」で海外の歴史と文化に触れる
大屋根リングを満喫したら、海外パビリオンのエリアへトコトコ歩いていきます。
地中海に浮かぶ島国「マルタ」のパビリオン
「マルタってどこにあるの?」
万博では名前も知らないような国のパビリオンがたくさんあるので、子どもと一緒に世界を知る良い機会になりますね。
ちなみにマルタはイタリアの南に位置する地中海に浮かぶ人口44万人の小さな島国です。
正式名称は「マルタ共和国」。
私の母が行きたがっていたので、マルタパビリオンに並んでみました。
▲建物自体が大きなスクリーンになっていて、模様がどんどん変わります。
意外に早く、30分ほど待ったら中に入れました。
▲待ち時間は今、うちで流行っているトランプ遊び。5枚ずつ配る大富豪をしています。
中に入るとまず、1862年にマルタへ送られたという日本のよろいの話を聴きます。
▲163年ぶりに日本に帰ってきた鎧(よろい)。万博が終わるとまたマルタに帰る予定だそうです。
2分くらいの話が終わると、中へ進み、マルタの伝統工芸品などをそれぞれ見ます。
▲可愛い模様のタイル
突然スタッフの方が近づいてきて、子どもには西洋騎士のマグネットを1つプレゼントしてくれました!
パビリオンのスタッフさんと一緒に写真を撮るのも良い思い出になりそう!
▲あまり写真を撮らせてくれない娘も、可愛いスタッフのお姉さんとならこの笑顔!
さらに奥に進んで、大きなスクリーンをみんなで観ます。
10分程度のマルタの歴史や風景などの映像で、マルタに行ったような雰囲気になりますよ。
マルタパビリオンを出たら、マルタの伝統的なパン「フティーラ」を実食!
パビリオンから外に出て、すぐ隣にはマルタのレストランがありました。
▲すぐ入れそうだったけど、スパゲティーが2500円で高いなぁ~と断念。「ウサギ」が入ったメニューもあります。
すぐ近くに持ち帰りができるスタンド式でサンドイッチやドリンクの販売をしてたので、そちらへ。
▲写真左手のパビリオン出口すぐそば、白い屋根のスタンドでフティーラ(伝統的なサンドイッチ)が販売されています。
買う直前にしか値段表記がなく、買う気まんまんになっていた私は2種類1つずつ購入!
▲ツナ、オリーブ、ケッパーのフティーラ
1つなんと、1800円しました(泣)
▲ベーコンと卵のフティーラ
ツナとオリーブのフティーラ(堅めの伝統的なパン)はなかなか日本では食べないような味付けで、地中海を少し感じました(笑)
でも、ベーコンと卵のフティーラは正直、家で食べたことのあるお味でした。。。失敗した!
▲休憩できるベンチはいっぱいあります。
大阪・関西万博2025はパビリオン以外も見どころいっぱい!現地で体験したスポットいろいろ
パビリオン見学の合間にも、会場内で楽しめる場所やイベントはたくさんあります!
マルタ館を見学した後には、4時から始まる噴水ショーを見ました。
▲見ている人がそんなに多くないので、見えやすい!
お昼はライトアップもないし、そんなに感動するというほどでもなかったかな。
でも広さがあるので、見ごたえありですよ!
噴水ショーのあとは、英国館にも立ち寄りました。
▲アフタヌーンティーの紅茶が紙コップ出されると噂になった英国館
とても素敵な雰囲気でしたよ~。
▲めちゃくちゃおしゃれで可愛い写真スポット。
大人だけで来られるなら、こんな場所でゆっくりとした時間を過ごしたいものです。
英国館は、パビリオンのスタンプを外に置いてくれていたのもポイント!
▲パビリオンに入らないと押せないスタンプもあるので、外で押せるのはうれしい♪
子連れで楽しむなら、スタンプ集めはおすすめです!
公式のスタンプ帳は万博公式ストアで1100円(税込)で買えますが、私はダイソーで買った色紙に押していました。
スタンプを押す列に並んでいるときは、公式のスタンプ帳じゃないので少し恥ずかしい気持ちになりますが…
私は気にしないことにしました!笑
その後は、コモンズD館もちょこっと見学。
▲あまり並ばなくても入れます
中はたくさんの国が共同展示していて、コモンズDにはアフリカやアジアの国が26か国も入っています。
それぞれの小さなブースでは、各国の伝統工芸品などの販売がされていました。
(娘から「何か買って」とねだられると判断した夫は、コモンズ館Dの中をほぼ見ずに退出。。。)
子どものテンションが上がるのはやっぱりこれ!ポケモン&遊び場
会場内を歩いていると、ポケモンたちが急に現れます。
知ってるポケモンを見つけると、テンションがあがりますね!
ピカチュウもいましたが、写真を撮る列ができていました。
また、西ゲート近くにあった子どもの遊び場「ころころひろば」も体験。
娘はここで1時間近く、飽きずに遊んでました。
後から思ったのですが、遊んでいる間にパパ、ママどちらかがパビリオンに並びにいっておけばよかったなぁ~。
ここのトイレは授乳室、調乳スペース、オムツ交換室があって、赤ちゃん連れには便利です!
▲ミルクを作れる調乳スペース
▲授乳室
▲オムツ替え室
場所は下のマップで水色の丸があるところです。
こちらは途中で見つけた、玉ねぎ型の休憩所。
3Dプリンターで作ってもので、自然にかえる素材だとか。。
万博会場の真ん中に位置する「静けさの森」は人の喧騒から離れて、本当に静かでした。
▲特にすることもなく、すーっと通り過ぎました。
「静けさの森」を抜けると、また遊び場を発見!
遊び場といっても、ただのうねうねしている地面を子ども達が走り回るというだけの場所です。
「走らないで」と注意書きがあるので、みんなぶつからない程度の速度で上手に遊んでましたよ。
場所は下の地図の青い丸印のところ。
【後編へつづく】広い会場内を歩きすぎて疲労困憊!それでも楽しい大阪・関西万博2025
過去最多来場者数を記録した5月末日の万博訪問、楽しめたのか? というと…
結論は、「子連れでも大阪・関西万博2025は楽しい!気分がワクワクする!また行きたい!」でした。
でも、翌日はあまり予定を入れないほうがいいと思います。
なぜかというと、万博会場を見て歩いているだけで楽しいので、自分が思っているより歩いています。
会場はとにかく広い!
▲ユニバの3倍もあり、ディズニーランドとシーを合わせた広さよりも広いんですって。
万博に行った人に聞いてみると、大体の人が1日2万歩以上は歩いています。
私の記録は1万9000歩で、疲れが翌日に残っていました。(43歳の私だからかもしれないですが。。。)
それでもやっぱり「また行きたい!」と思える楽しさがありましたよ♪
レポート後編では、唯一予約が取れていたパナソニックのパビリオン「ノモの国」体験や、夜のドローンショーを見てからの帰路についてお伝えします!
万博会場のトイレやごみ箱、おすすめの持ち物についてもお伝えするので、あわせてチェックしてくださいね。
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