親子で清掃ボランティアしませんか?WAKUWAのゴミ拾い@浜寺公園は街もママの心もリフレッシュします!
先日、私たちの清掃活動Instagramの投稿を見た方から、ハッとするようなメッセージを頂きました。
▲実際のメッセージ。ハッとさせられます。
川にゴミが浮かぶ光景に疑問を抱く子どもと、それを仕方がないと受け入れている大人。
これはこの方だけの話ではないはずです。
公園や道路にゴミが落ちている光景が、いつの間にか当たり前になっていませんか?
約8割の衝撃!いつの間にか公園のゴミが海へ
こちらは日本一海洋プラスチックゴミが流れ着く長崎県対馬の様子です。
▲ニュースイッチより
こういった海洋ゴミの約8割は、陸から川を伝い、海に流れ出たものだと言われています。
海にゴミが流れ着くと、漁網に絡まったり海の生き物が誤飲したりしてしまいます。
2021年7月には、海遊館で保護されたウミガメが1ヶ月以上にわたってレジ袋などのプラごみを排出し続けたというニュースが流れました。
▲産経ニュースより
プラスチックゴミの多くは、自然環境では分解されずに、そのままの形を残しながら海へ辿り着きます。
▲実際にビーチクリーンをした時の画像
海をキレイにして生き物を守るためにも、自分たちの住む街をキレイにする必要があるのです。
堺市まち美化促進プログラム登録団体「WAKUWA」
私、ライターじゅんりんは、仲間と共に浜寺公園周辺道路で清掃活動をおこなっています。
清掃団体名は “wakuwa(ワクワ)”です。
「ゴミ拾いは、夢や希望を拾うワクワクの輪」という意味を込めて名づけました。
最初は「子どもが小さいし、定期的に清掃活動ができるか心配」と思ってボランティア登録はしていませんでした。
でも、月に一度なら意外とできるとわかり、2021年秋に思い切って堺市まち美化促進プログラム(アドプト制度)に正式に登録。
ゴミ袋や軍手など清掃道具の援助を市から得て活動しています。
ゴミ袋は、燃やしても環境負荷が低い植物由来成分配合のものが支給されていますよ!
集めたゴミは、指定場所に市が回収にきてくれるシステムです。
▲アドプト制度は堺市だけの制度ではないのであなたの街にもあるかもしれません!気になる方は調べてみてくださいね。
WAKUWAのゴミ拾いの目的は気分転換してリフレッシュすること
WAKUWAのゴミ拾いの日は、朝から公園に集合!!
休日の朝、予定がない日は子どもがテレビやタブレットにかじりつく時間が増えませんか?
それなら、公園に引っ張り出してみましょう!
朝の爽やかな公園は、とにかく気持ちが良いのです。
平日はほっこり、未就園児との活動。
子どもは外で太陽を浴びてお散歩。
すぐそこを走っている「チン電」に毎回大喜びの子どもの姿にも癒されます。
子どもを見ながら、大人は何気ない会話を交わしています。
この「家族以外の人と会って話す時間」が子育てママにとっては最高の気分転換ですよね!
目的はゴミを拾うことではなく、リフレッシュで良いのです。
ビンゴ形式に缶拾い競争!浜寺公園界隈のゴミ拾いはとにかく楽しい
休日は普段幼稚園や学校に通っている子ども達とも一緒にたのしく活動します。
子ども達はビンゴ形式でゴミを探したり。
悲惨なまでにポイポイと捨てられている缶やペットボトルを拾い集める競争をしながら、無邪気にゴミ拾いを実施。
▲植木などの茂みから出てくるでてくる
▲みつけた!!
高学年の小学生が積極的に友達に声をかけて参加してくれた日も!
子ども同士で遊んで帰るだけの日もありますが、それももちろんオッケーです!
浜寺公園清掃活動は嬉しいご褒美もあるよ
毎回ゴミ拾いの後には、子どもたちにシールをプレゼントしています。
他にも思いつきでスタンプラリーをしたり、クリスマスやお正月には文房具をプレゼントすることも!
▲5つのスタンプで商品ゲット
ときには、小学生のお友達が作ってきてくれた折り紙もあって、その優しさと意欲に感心!
どれにしようかな、と選ぶ姿が本当にかわいいです。
ゴミ拾いの後には公園遊びのほかに、絵本を読んだり
大縄跳びをしたり
お花見をしてからライヤー演奏会を開いたり
「ワクワクの輪」は少しずつ、広がってきています!
WAKUWAが浜寺公園界隈で見つけた個性豊かなゴミ
拾った数々のゴミは実に個性豊か。
毎回圧倒的に多いのはタバコの吸い殻です。
通路の真ん中に固まって落ちていることもしばしばなんです。
タバコの成分が雨水に溶けて土壌や水を汚すと言われていて、少しでも早くトングで拾います。
おもしろいのが、10年以上前の雑誌や
肩こりの鎮痛剤の使い捨て!?
なんと布団は何枚も花壇に隠して捨てられていました。
排水溝がある場所はくぼみがあってゴミを隠しやすいのか、袋に入れた状態の毛布やゴミが詰め込めこまれています。
ゴミが排水溝を埋めてしまい、雨水もうまく流れません。
シェーバーなどの小型の電化製品やヘアスプレーもよく発掘されます。
回収の日が限られているので分別がめんどうなのでしょうか。
オーディオやガスの機器など大物が茂みに隠されていたことも!
なんと新芽が生えていました。
生命の息吹を、こんなところに感じたくはありませんね。
他にもまだ使えそうなフライパンや
綺麗な傘まで発見!
気軽に物を買える時代、消費について深く考えさせられます。
WAKUWAの浜寺公園清掃活動、その始まりは?
私たちが浜寺公園での清掃活動を始めたきっかけは、2020年秋に大学生が始めた全国一斉ゴミ拾いアクションです。
当時神戸大学生だった南さんは、海の豊かさを守るためにプラスチックゴミ問題を題材にした一冊の絵本を作り、全国各地でゴミ拾いをしてSNSで発信するよう呼びかけました。
このアクションにママオアシスも参加したのがきっかけで、2021年1月から毎月浜寺公園で清掃活動を行うようになったのです。
▲ゴミと共に写真撮影
WAKUWAだけじゃない!ママオアシス×SDGsの取り組み
ママオアシスでは、これまでSDGsを応援する記事の発信やイベントをおこなってきました。
環境活動家をお呼びした講演会の開催。
フードロス対策に、食ロス削減プロジェクトの立ち上げ。
ランドセルリユース記事の発信。
ECOラップを作るワークショップの開催。
SNSを使って、アジアやアフリカの子ども達に給食を届ける方法を書いた記事の発信。
【2023年11月17日(金)まで】お気に入りのおにぎりの写真を見せてください♪それが世界の子どもたちを幸せにします。〜おにぎりアクション2023〜
多様性やジェンダー平等について学ぶオアシスカフェの開催。
なでしこ横山久美選手がカミングアウト。LGBTQって?トランスジェンダーって?多様性って?ぶっちゃけトークしました【OasisCafeレポ】
などなど、リアルで繋がる活動もしているからこそできる取り組みを行ってきました。
そして、7/1〜7/7には岸和田カンカンベイサイドモールのSDGsイベントにママオアシスが参加します!!
たなばたの笹には、今回の記事にあるような、一般的には「ゴミ」になるものをアップサイクルして七夕の笹を彩ります!
紙袋や古紙をアップサイクルして作ったエコ短冊に書く願い事を現在募集中!
記事のコメント欄に願い事を書いて送ってね!
ママライターが、寄せられた願い事を短冊に書いて笹に結びます。
1人ひとりの意識と行動がゴミを減らします
家周辺のゴミを見つけたタイミングで拾うだけでも立派な環境活動です。
今日の記事を読んでくださった方々がゴミを減らす、拾うことの大切さを、今一度考えてくれたらこの上ない喜びです。
近い将来「ゴミのポイ捨てができなくなるほどキレイな街」を目指します。
キレイな地球を子ども達に残していきましょう!
浜寺公園周辺道路 堺市西区浜寺公園町付近
TEL
OPEN
月1回(日曜日)午前9時〜 月一回(平日)午前10時〜
CLOSE
ACCESS
南海本線「浜寺公園」 阪堺電軌阪堺線「浜寺駅前」駅すぐ
PARKING
「wakuwa」Instagram>>>