「教えて議員さん!会派を超えた堺の議員さん座談会」開催レポ①

2025年5月22日「教えて議員さん!会派を超えた堺の議員さん座談会」を開催しました。
ママオアシスが主催する「教えて議員さんイベント」は、子育て真っ最中の私たちと、地域の議員さんを繋ぐための大切なイベントです。
「困りごと」ができたとき、「何か、こうしたい!」という思いがでてきたとき、地域の議員さんとの繋がりは力になります。
要望や気付きをぜひ、議員さんに相談しに行ってみてください。
「ママオアシスのイベントに参加しました!」と一言添えるのを忘れないでくださいね♪
要望に対してどのような態度を示してくれるのかも、ぜひ市民の目で確かめてみてください。
今回は、イベント当日の様子を「レポート第1弾」としてお届けします!
「教えて議員さん!会派を超えた堺の議員さん座談会」を開催しました
今回は、なんと会派を超えた5人の堺市議会議員さんが座談会に参加してくださいました!
告知記事はこちら
【5/22㈭参加者募集】5人の議員さんが今さら聞けない政治のギモンに答える!ママパパのためのざっくばらんな「おしえて議員さんイベント」@堺東「学習塾ピース」
会場には、子育て中のパパやママがたくさん!
そして有難いことに、学院生さんの参加も!
終始、笑いが絶えない穏やかな時間になりました。
「教えて議員さん!会派を超えた堺の議員さん座談会」開催!まずは議員さんの自己紹介!
普段はスーツ姿でポーズを決めたポスターの写真や、選挙中の演説で見かけるギラギラとアツい議員さんたち。
少し近寄りがたいイメージもあるかもしれません。
そこで今回は、議員さんの日常の写真をリクエストし、くじ引き順で自己紹介をお願いしました!
しぎ良太議員(自由民主党):見えないところでの調整が大切
娘さんが生まれたばかりのしぎ良太議員の所属は、自由民主党。
堺市南区選出で、現在3期目。
1番目だったので「何を言おう…」と言いながら自己紹介が始まりました。
そんな飾らない様子に親近感がわきます。
サラリーマン時代に国会議員の選挙を手伝ったことが、政界への第一歩。
「議員とはどんな仕事ですか?」という質問には…
「議会は公の場で議論をしている様子が傍聴できるけれど、議会での議論に至るまでの調整がすごく大切で、調整のなかで堺市の職員さんたちや各種機関と対話を重ねています。『議員さんて、選挙のとき以外なにしてるの?』と思われがちですが、コツコツと見えないところで堺市のために働いているんです。」と教えてくれました。
大西こうじ議員(公明党):多様な声を聞き、まとめる力が大切
座談会中、ずっと優しい面持ちだった大西こうじ議員の所属は公明党。
堺市中区選出で現在2期目。
前職は電力会社。
インフラ事業(生活に欠かせない基盤となる事業)を仕事にしていた経験を活かして、議員として働いている。
「議員にはいろいろな人の声を聞いてまとめる力が大切」だと話してくれました。
藤本さちこ議員(日本共産党):市民の声を議会に届ける代弁者
藤本さちこ議員は、かわいらしい猫との写真を公開。
所属は日本共産党で、現在2期目で堺市南区選出。
前職は鍼灸師さん。
「議員の仕事は、堺市民の声を議会に届ける」ということ。
中学生から声があがった「冬に防寒着着用が認められない」という、理不尽な校則について議会で取り上げたことを紹介してくれました。
藤井とし子議員(大阪維新の会):議題を見つけ、誠実に向き合う
お孫さんを抱っこしている写真を提供してくださった、藤井としこ議員の所属は大阪維新の会。
現在2期目で、堺市東区選出。
地域でのスポーツ推進委員を長く担っておられます。
ダンスや綱引きで全国大会に出場した経験もある、バリバリの体育会系!
「議員という仕事は、どこに課題があるのかを常に考えなければならない仕事であり、常にまじめで嘘をつかない誠実さと、顔が見えるつながりを大切にしている」とハキハキと明るく話してくれました。
ふちがみ猛志議員(無所属・堺創志会):税金の使い道を市民目線でチェック!
ママオアシスではお馴染みのふちがみ猛志議員の所属は無所属。
現在3期目、堺区選出。
堺市堺区では「あのオレンジの人」で有名(本人談)な、ふちがみ猛志議員は、この日もポロシャツと靴下は「オレンジ色」で5人の中でもとても目立っていました。
政治家を志した最初のきっかけは、中学生のときに起こった「湾岸戦争」。
「これは大変なことがおこっている! 自分が世界をなんとかしなくては!」と、中学生ながらに世界平和を思ったのだとか。
議員の仕事とは、「市にあずけた市民の税金の使い道を、議員48人でチェックすること」と教えてくれました。
例え話がとても上手で面白く、加えてわかりやすい自己紹介でした!
「教えて議員さん!会派を超えた堺の議員さん座談会」ママオアシスからの3つの質問
自己紹介のあとは、ママオアシスから3つの質問を用意しました。
その中でも意外で驚いた! という声が多かったのが「議員さんのふところ事情」です。
こんなリアルな答えが飛び出しました!
・議員年金はない。
・国民健康保険だが国保の金額には驚いた。
・お小遣いは月5万円でやりくりしている。
・「議員という仕事は意外とお金を使うんだな」と最初に思った。
・給料から2割カットして、積み立てて政党に寄付をする。(大阪府や堺市への寄付は、公職選挙法で禁止されているためできません)
・自腹で、選挙カーへの看板取り付けを行うなど費用が必要になるので、選挙のためにお金を貯める。
・自由に使えるお金はサラリーマンのときのほうが多い。
・経費で認められないものが多いと感じる。
・選挙にお金がかかる。
・議員はローンを組むのが難しい! 金利が高い! 退職金もない!
「え~!」「へぇ~~」「そぉなんや~~」という反応が会場から。
「政治家はお金持ちで、収入も高い!」 というイメージが一般的にあるようですが、意外とそうではなく、苦労が見受けられました。
「政治家=お金持ち」というイメージから市民に悪い印象を与えないように、普段から気を遣う場面も多いことでしょう。
こういった議員さんの以外な一面を知ることも、大事ですね!
さて、気になる座談会の続きは、「レポート第2弾」でお届けします。
お楽しみに!