6割引きで塾に通える!大阪・兵庫のひとり親家庭必見「認定NPO法人子ども未来」の塾代サポートシステムで貧困家庭の是正を
これが日本の現実。ひとり親家庭の貧困率は50%
日本の子どもの貧困率は約14%(7人に1人)。
ですが、ひとり親世帯の貧困率は約50%(2人に1人)にまで増加するのをご存知でしょうか?
特に母子家庭の平均就労年収はたった236万円。
これは、父子家庭の半分以下なんです。
生活が困窮すると、子どもは十分な教育を受けられません。
教育機会の差は学歴、就職、収入などあらゆる面で格差を広げるため、次世代に貧困が連鎖するとも言われます。
ひとり親家庭の教育格差にメスを!6割引で塾に通える方法
堺市に本部を置く「認定NPO法人子ども未来」は、ひとり親家庭に対し子どもの塾費をサポートしている団体です。
対象となるのは、大阪・兵庫在住の小学4年生〜中学3年生のお子さんを持つひとり親家庭です。
同法人の代表は、若い頃から学習塾の経営に携わってきた辻本加平さん。
なんと、生徒数8,000人規模のあの学習塾の創業者なんですよ!
▲大阪でよく見るあの学習塾の創始者です。
加平さんがひとり親家庭へのサポートを始めたのは、ある親子との出会いがきっかけでした。
主宰している子ども食堂に母子家庭のお母さんがやってきて、こんな話をしたのです。
「うちは塾代にお金をかけることができない」
▲加平さんが主宰する子ども食堂の様子
学習塾を経営していた加平さんにとって、その声はあまりにも衝撃でした。
「自分が精通している教育を通じ、子どもの貧困問題を是正しよう」
そう考えた加平さんは、2018年に認定NPO法人子ども未来を立ち上げたのでした。
ひとり親家庭を教育でまるっとサポート!認定NPO法人子ども未来
認定NPO法人子ども未来の主な活動は、大阪・兵庫のひとり親家庭への塾費のサポートです。
第一ゼミナール、開成教育グループといった学習塾と提携し、6割引で子どもが塾に通えるようにしています。
特徴的なのは、金銭面のサポートだけではなく、心のサポートもしていること。
年3回は保護者・生徒と面談し、将来の話をしたりお母さんの悩みを聞いたりしています。
▲認定NPO法人子ども未来ホームページより
ひとり親家庭にとって、お金のことや子どもの人生、親自身の人生について相談できる人や場所はほとんどありません。
だからこそ、子どもだけでなく保護者の人生も一緒に考え、家族みんなが幸せになれるサポートが必要なのですね。
認定NPO法人子ども未来の卒業パーティを直撃!
2024年3月某日、私と代表あおむしは、認定NPO法人子ども未来の卒業パーティに出席しました。
主役は、同法人のサポートで塾に通い、無事に進学先が決まった中高生11名です。
昨年まではコロナのため小規模開催でしたが、今年は卒業生と保護者以外に支援者も駆けつけました。
「君は初めて会ったときは心配やったけど、よぅここまで頑張ったなぁ」
そんなエピソードを交えつつ、加平さんから一人ひとりに卒業証書が手渡されます。
卒業証書を受け取った子どもからは、認定NPO法人子ども未来や塾の先生、そして親御さんへの感謝の言葉が綴られました。
さらに保護者も壇上に上がり、NPOやNPOへの支援者に向けて感謝の気持ちをスピーチ。
その中に、お子さんの高校受験と同じ時期に、准看護師から正看護師になるための受験勉強をしたというお母さんがいました。
「ひとり親になって自分の未来は諦めていたけど、子どもが頑張る姿を見て自分も希望を持てた」
という言葉を聞き、涙が止まりませんでした。
▲出典:写真AC
ひとり親家庭の生の声を聞いて私が感じたこと
特に印象に残ったのは、難病を患っているお子さんの保護者のお話です。
小さい頃から病院に長期入院し、学校に通うことも難しかったお子さん。
そして、そんな環境で離婚を選択し、お子さんと二人三脚で歩んできたお母さん。
その親子の心身の負担、そして金銭的な負担はいかほどのものだったでしょう。
また、「ひとり親の居場所がなかった」という保護者の声も心に残っています。
認定NPO法人子ども未来が、心の拠り所になっていたようです。
お金のサポートだけでなく、心のサポートの必要性を痛感しました。
認定NPO法人子ども未来を通じて、ひとり親家庭を支援する人々
卒業パーティでは、認定NPO法人子ども未来の活動を支援する寄付者からの祝辞もありました。
壇上に上がったのは、一般社団法人レオ財団の橘俊夫理事長。
そして、株式会社宮田運輸の宮田博文会長。
宮田さんは、トラックに子どものアートを掲げる「こどもミュージアムプロジェクト」の創始者でもあります。
他にも、多くの企業や個人など、支援者(寄付者)数は約420名に及びます(2024年5月現在)。
それでも、まだまだ支援が行き届いてはいません。
認定NPO法人子ども未来は、ひとり親家庭の教育をサポートする寄付を随時募集しています。
ひとり親必見!認定NPO法人子ども未来に支援してもらう方法
認定NPO法人子ども未来は、こういった支援者から寄付金を募り、大阪・兵庫に住むひとり親家庭の塾費を援助する仕組みを作っています。
そのサポートを受けると、実質4割の負担でお子さんが塾に通えます。
経済面だけでなく心理面でもひとり親家庭の協力なサポーターになってくれる、認定NPO法人子ども未来。
そのサポートを受けているのは、現在11組の親子です(2024年5月現在)。
あなたの身の周りにいるひとり親家庭の方に、ぜひ教えてあげてください。
5/26は「自立学習STATION(ステーション)ピース」の答案占いへ行こう!
ここで、認定NPO法人子ども未来の提携塾のひとつ、「自立学習STATION(ステーション)ピース」から嬉しいお知らせがあります。
ピースの塾長は、認定NPO法人子ども未来の事務局長もされている本田貴士先生です。
▲卒業パーティでも挨拶されていました。
学習塾に通えない子に家庭教師をしたのをきっかけに、「自立学習STATION(ステーション)ピース」を開校した本田さん。
特技はなんと、答案占い!
子どもの答案を見れば、つまずいている場所がわかり、どのように勉強すれば改善できるのかもすぐ診断できるのだそう!
つまり、占いとは、子どもに合った勉強方法の個別診断ということですね。
なんと本田さんの答案占いを無料で体験できるチャンスが5月末に到来!
小・中・高校生のお子さんならどなたでも参加可能です。
ひとり親家庭である必要はありませんから、どなたでも気軽に参加してみてくださいね。
塾「自立学習STATION(ステーション)ピース」は堺東のどこにある?
塾の場所は、南海高野線堺東駅から徒歩3分「自然食カフェ GRAN」内です。
▲「自立学習STATION(ステーション)ピース」ホームページより
「えっ?塾じゃなくてカフェ?」と思いましたよね?
そう、「自立学習STATION(ステーション)ピース」は、営業時間外にカフェを間借りして開校している塾なのです!
▲「自立学習STATION(ステーション)ピース」ホームページより
詳しくはこちらの記事をご覧ください↓↓↓
塾だけど塾じゃない!?「自然食カフェGRAN」が夜には塾に変身!「自立学習STATION ピース」with認定NPO法人子ども未来@堺市堺区
「自立学習」というだけあって、子どものやる気を育ててくれる塾。
一般的な塾はNGでもここなら通えるというお子さんもたくさんいます。
体験がてら、答案占いに参加してみてくださいね!
※認定NPO法人子ども未来は、NPO法人ママオアシスのスポンサーです。