塾だけど塾じゃない!?「自然食カフェGRAN」が夜には塾に変身！「自立学習STATION ピース」with認定NPO法人子ども未来＠堺市堺区

 

レストランが塾になる！堺市堺区にある「自立学習STATION（ステーション）ピース」

 

あなたは「塾」といえばどんなところを想像しますか？？

 

私はホワイトボードの前で先生の話を聞いて学ぶスタイルの「塾」を想像しました。

 

でも、今回紹介する「自立学習STATION（ステーション）ピース」は教室にホワイトボードはありません。

 

教室の場所はレストランや児童施設を間借りしています。

 

どんな「授業」をしているのでしょうか。

 

「自立学習STATION（ステーション）ピース」の場所

 

「自立学習STATION（ステーション）ピース」は堺東校と大東校の２校あります。

 

今回は堺東校に伺い、お話を聞かせてもらいました。

 

堺東校は「自然食カフェ GRAN」の営業時間外に場所を提供をしてもらい、学習塾を営業しています。

 

▲「自然食カフェ　GRAN」外観

 

南海高野線「堺東駅」のバスロータリーから線路を東に向かって渡り、すぐの角を右に曲がると「自然食カフェ GRAN」はあります。

 

駅からも近いので、通うには便利な場所です。

 

▲「自然食カフェ　ＧＲＡＮ」店内

 

「自立学習STATION（ステーション）ピース」の塾長を紹介

 

「自立学習STATION（ステーション）ピース」塾長の本田 貴士さんは、ベネッセ系列の大手受験指導塾で生徒指導歴３０年以上の実績をもつ先生です。

 

５０００名以上の生徒と関わり、中学や高校、大学受験で有名校へ多数生徒を送りだしています。

 

 

「自立学習STATION（ステーション）ピース」のコンセプトは、お母さんに寄り添いながら一緒に子育てする塾です。

 

「成績が上がる」のはあたり前、寄り添って一緒に子育てしてくれるの？？

 

そんな気持ちで生徒や親御さんと接してくれるの？？

 

思っていた塾と違います！

 

▲真剣に取り組みます

 

塾を開いたきっかけとなった「認定NPO法人子ども未来」

 

本田さんはもともと、学習塾に通えない子どもに家庭教師をしたことがきっかけで「自立学習STATION（ステーション）ピース」を開校。

 

最初は１年間だけのつもりでしたが、親御さんからの強い希望があり、本格的に「自立学習STATION（ステーション）ピース」を始めました。

 

「自立学習STATION（ステーション）ピース」を語るうえで、知っておかないといけないことがあります。

 

「認定NPO法人 子ども未来」の存在です。

 

 

「認定NPO法人子ども未来」は、大阪・兵庫のひとり親家庭の子どもを対象に塾費用を６割引きで通学できる仕組みを提供。

 

実質４割で塾に通える仕組みを作っている団体です。

 

 

また、金銭面のサポートだけではなく、学期に一度、保護者・生徒と面談をし、子どもの勉強の話をしたり、お母さんの悩みを聞いたり心のサポートも行っています。

 

「認定NPO法人子ども未来」の助成を受けるには、同団体と提携している塾に通う必要があります。

 

「自立学習STATION（ステーション）ピース」はその提携塾のひとつなのです。

 

現在、塾長の本田さんは「認定NPO法人子ども未来」の事務局長もされています。

 

▲HPより引用

 

「自立学習STATION（ステーション）ピース」で学べること

 

「自立学習STATION（ステーション）ピース」の基本スタイルは「ブカツ」です。

 

「塾なのに部活」なのには訳があります。

 

部活は学校の授業が終わった放課後に行います。

 

部活をするとき、苦手な部分は練習し克服しようと努力します。

 

例えば野球部ならノックが上手になるように打ち込みを行ったり、足腰を鍛えたり。

 

では勉強は？？

 

苦手なところがあれば、学校が終わったあとに練習して克服していけばいい！

 

というわけで、「自立学習STATION（ステーション）ピース」は、放課後に勉強をしている「ベンキョー部」なのだそう。

 

 

自立学習STATION（ステーション）ピースのベンキョー部

 

一般の塾は「今日は◯◯するよ～」と、先生が範囲を指定して勉強するスタイルが多いはずです。

 

ですが、「自立学習STATION（ステーション）ピース」は、先生が生徒に「今日は何の勉強をするの？」と聞くところからはじまります。

 

生徒は「今日は◯◯の勉強をする！」と伝えなければなりません。

 

自分で予定をたてて段取りを考えるという大人になっても必要なスキルを、勉強を通して学んでいくのです。

 

つまり、「自立学習STATION（ステーション）ピース」は、塾という名の「自分を磨く場所」なんですね。

 

自立学習STATION（ステーション）ピースのボードゲーム部、プログラミング部、ドーガ編集部

 

「自立学習STATION（ステーション）ピース」（堺東校）には、ベンキョー部以外にボードゲーム部とドーガ編集部があります。

 

ボードゲームの種類はたくさんあります。

 

 

ボードゲーム部で学べることはさまざま。

 

・目を動かすことで目の筋肉が鍛えられ視野が広がる「ビジョントレーニング」につながるボードゲーム

・数字の組み合わせで確率の勉強になるボードゲーム

・３つの文字で言葉の組み合わせを作るボードゲーム

 

などなど。

 

年齢関係なくボードゲームをするので、そこでコミュニケーションをとる中でリーダーシップや協調性も学べます。

 

一方、ドーガ編集部は、企業に自身が作った動画などを売り込むことが目標です。

 

大人になったときに「稼ぐ」勉強を、ドーガ編集から学ぶことができます。

 

▲ドーガ編集部でオリジナルクリアファイルを作成（生徒さんのデザイン）

 

大東校では、このほかにプログラミング部や、ママカフェというお母さん同士のつながりも作れるイベントもありますよ。

 

「自立学習STATION（ステーション）ピース」の取り組み

 

「自立学習STATION（ステーション）ピース」では、他にもユニークな取り組みを行っていますよ。

 

「自立学習STATION（ステーション）ピース」の教科書

 

「自立学習STATION（ステーション）ピース」では、教科書があります。

 

それがこの「１日１話、読めば心が熱くなる３６５人の生き方の教科書」です。

 

 

この本には３６５人の著名人の記事があり、その日の記事を読んで感想を書きます。

 

この本を「自立学習STATION（ステーション）ピース」の教科書に選んだ塾長の本田さんの想いは、悩んだときやつまづいたときに帰ってくる場所を「自立学習STATION（ステーション）ピース」に見つけてほしいということ。

 

人それぞれ刺さる部分、感じる部分は違えど、必ず「心の駅」となる言葉に出会えると信じて、子どもたちに教科書に取り組んでもらっています。

 

SA（自己分析）シート

 

SA（自己分析）シートとは、自分を分析して知る「自立学習STATION（ステーション）ピース」オリジナルのシートです。

 

質問に答えて点数を付け、項目ごとにグラフにします。

 

 

グラフにすることにより、苦手な部分がよりわかりやすくなり、苦手克服の自主練に役立ちます。

 

▲　似顔絵は塾長の本田さん

 

苦手がわかれば「やることリスト」に書いて自主練を行います。

 

「自立学習STATION（ステーション）ピース」で得られること

 

「自立学習STATION（ステーション）ピース」は、勉強の仕方は教えてくれますが、勉強そのものは自分で学ぶスタイル。

 

解決力を磨いたり、試験のためにスケジュールを段取りしたり・・・

 

将来大人になったときに役立つスキルが、「自立学習」で得られる場所なんです。

 

 

自立学習STATION（ステーション）ピースで体験会があります

 

「自立学習STATION（ステーション）ピース」では、多数体験会を行っています！

 

【堺東校】

 

・月曜日・木曜日の１７時半〜１８時半。　ボードゲーム部の体験会。

 

・月曜・木曜日の１７時半～２１時。ベンキョー部の体験会。

 

【大東校】

 

・金曜日の１７時～１８時。ボードゲーム部の体験会。

 

・火曜・金曜日の１７時半～２１時半。ベンキョー部の体験会。

 

上記日程で体験会を行っています。

 

普通の塾にはないたくさんの学びがある場所で、新学期をスタートしませんか？

 

興味があるなという方はぜひ問い合わせてみてくださいね！

 

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