【ママの社会見学レポ】子どもの困りごとに寄り添う「み・らいず2」ってこんな事業所!ママたちが知りたいことが詰まった楽しい現場でした♪

先日、ママオアシス初の試みとして開催した「ママの社会見学」。
7名のママが参加し、大盛り上がりとなりました!
見学先は、住之江に本部がある福祉事業団体「NPO法人み・らいず2」さん。
福祉は社会問題とつながっているので、今の社会を学ぶ機会にもなりましたよ。
今回は、「ママの社会見学」として私たちが巡った3事業所を順にご紹介します。
福祉の現場をのぞき見!NPO法人み・らいず2×ママオアシスのコラボで実現した「ママの社会見学」
まずは改めて、福祉事業団体「NPO法人み・らいず2」についてご紹介します。
2001年に設立されて以降、「NPO法人み・らいず2」の事業内容は多岐に渡ります。
・ヘルプ事業部(ヘルパー事業所)
・サポート事業部(相談支援や地域支援などの事業所)
・スクール事業部(発達に課題のある子どもたちへの支援事業所)
・スタディ事業部(学習支援事業所)
・ワークス事業部(障がい者や若者の就労支援事業所)
私たちは、堺市にある「スタディ事業部」、「ワークス事業部」、「サポート事業部」の三つを見学しました。
1軒目:み・らいずスクール しんかなおか
社会見学1軒目は、就学前の子どもから中学生までを対象とする児童発達支援 / 放課後等デイサービス「み・らいずスクールしんかなおか」を訪れました。
こちらは、令和7年4月にフレスポしんかな(堺市北区新金岡)の中に開所したばかりの施設です。
まだエスカレーターが動いていない時間だったので、社会見学らしく、社員用通用口から入場!
「み・らいずスクールしんかなおか」とはどんな事業所で、どんな人が働いているのかを教えてもらいました。
「み・らいずスクールしんかなおか」は、就学前、小学生の発達に特性のあるお子さんが通っています。
児童発達支援では「小学校に楽しく通える力を育む」ため、小集団で人との関りを学びます。
スタッフには子育て中のママもいるので、療育だけでなく、小学校の様子や就学前にどんな準備をすればいいか聞くこともできて助かりますね。
2軒目:み・らいずワークス 三国ケ丘
二軒目は、自分にあった仕事や暮らしを見つけるための支援事業所「み・らいずワークス 三国ケ丘」です。
ここでは、月替わりで数多くのプログラムを提供しています。
例えば生活に関するプログラムなら、ものづくりや調理体験、地域活動(ボランティア)。
他にも職場見学・仕事体験など就職に向けたプログラムもあり、内容は多種多様!
この日も多くの人が活動に訪れていましたよ。
私たちは、こちらで働く心理士さんからお話を聞きました。
事業所内を見学してみて、「自分の好きなものを表現できる空間」という印象を私は受けました。
こちらのコラージュ、それぞれが自由に表現を楽しんでいてとっても面白いですよね。
3軒目:堺市ユースサポートセンター
ラスト3軒目は、堺市北区の堺市三国ヶ丘庁舎にある子ども・若者総合相談窓口「堺市ユースサポートセンター」です。
こちらは堺市の委託事業。
ひきこもり、不登校、ニート、非行、ヤングケアラーなどの状態にある子ども・若者を対象とした相談窓口です。
この施設では社会福祉士や精神保健福祉士など、専門的な資格を持っている方が相談に応じています。
相談できる年齢層の幅は広く、0歳から49歳。
不登校やひきこもりなど様々な理由で悩んでいるご本人や、子どもとの関わりに悩んでいるご家族の相談に乗っています。
私も福祉職なので、「もう少し早く繋がっていれば…」と思うことが何度もあります。
関係が近いと客観的に考えられなかったり、支援する側も苦しくなってしまうことが多いものです。
「堺市ユースサポートセンター」は、ぜひ子どもとの向き合い方に悩んでいる方に利用してもらいたい場所です。
子どもの支援のこと、もっと知りたい!「NPO法人み・らいず2」職員さんとランチ座談会
社会見学の後は、ランチを食べながら「NPO法人み・らいず2」の職員さんとお話しできる座談会が設けられました。
質問の中で多かったのは、やはり自身の子どものこと。
悩んでいてもどこに相談すればいいのか分からなかったり、こんなことを相談していいのかな? と思ったりもしますよね。
「NPO法人み・らいず2」にはたくさんの事業所があるので、発達特性、不登校など抱える事情に合わせてつながる先がたくさんあります。
学生ボランティアが大活躍!「NPO法人み・らいず2」が取り組む手厚い支援の内容とは
「NPO法人み・らいず2」は大学生のボランティアが中心となって、子どもたちの居場所づくりや学習支援、子ども食堂、イベントを実施しています。
利用者は障がいのある子どもたちや、不登校・引きこもり・貧困など、様々な課題のある子どもたち。
活動に参加している学生ボランティアは、毎年約200名いるんです。
200名!!
想像以上の人数に驚きました!
この社会見学に参加していたライターじゅんりんの長男くんは高校生。
「息子もボランティアとかせーへんかなぁ」というつぶやきに「高校生もできますよ」と返事が!
「いいやん!いいやん!」というみんなの声に「息子に勧めてみよ!」とじゅんりんもウキウキしていました。
「NPO法人み・らいず2」は、私たちが見学に行った事業所以外にも多くの事業所を持っています。
その中の一部についても、座談会の場で詳しく教えていただきました。
広域通信制高校 サポート校 み・らいず高等学院
み・らいず高等学院は、通信制高校の仕組みを活用しながら高校卒業を目指すことができる場所。
学んだことを活かしていく機会や、他者との関りを高校時代に欠くことなく、次の社会のステップへとつなげていくことができます。
障害や不登校経験があっても「サポート体制」があるので、安心して通うことができますね。
発達障がい・不登校の子どもの学習支援「ラーンメイト」
「ラーンメイト」は、不登校や発達障がいの子どもに向けた、1対1の個別学習塾です。
私たちはなかもず教室を見学させてもらいました。
ひとりひとりの発達特性に合わせて勉強を教えてくれる塾はなかなか、ないです。
興味のある方はぜひ、見学に行ってみてください。
「ママの社会見学」で、ママが知らなかった社会課題やサポート事業が自分ごとに
最後に、「ママの社会見学」に参加した方の感想をご紹介したいと思います。
子どもの特性や成長に応じてぶつかる課題に対し、それぞれ適切な支援とつながることができる「NPO法人み・らいず2」。
今回の社会見学では、参加者のママたちにとっても福祉の現場が身近に感じられ、学びの多い機会となりました。
参加してくださったみなさん、ありがとうございました!
次回、社会見学も乞うご期待♪
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