夏の虫除け対策どうしてる?「経皮毒」と安心な虫除けアイテムの話。
夜、寝ていると耳のそばで「ブーン。」とあの嫌な羽音が・・・。
まさに蚊や虫と戦う季節真っ只中ですが・・・。
夏の虫除け!あなたはどんな対策していますか?
私は、市販の虫よけスプレーをよく肌につけていました。
自宅内では、某メーカーのコンセントに差しておくと殺虫剤をふりまいてくれる製品を日常的に使用。
なんとなく、体に良くないよな~と思いながら使っていたんです。
「経皮毒(けいひどく)」って知っていますか?
簡単に言うと、肌に塗ったものが皮膚から吸収されると成分によって毒(体に良くない反応を起こすもの)になってしまうというものです。
現在、私たちが簡単に安価で購入できる製品には石油系由来のものがとても多いです。
なんと、健常な体では口から吸収されたものは90%程度排出されます。(経口毒:残留農薬や食品添加物など)
対して、皮膚から吸収したものはほとんどが排出されることなく体内に蓄積していくんです。(経皮毒:化学物質や合成界面活性剤など)
これらが現在急増しているアトピーや喘息、アレルギー疾患、薄毛、がん、不妊症などの婦人科系疾患に大きく影響しているといわれているのを知るとドキッとしませんか?
虫除けアイテムも肌から吸収されるもののひとつ!
虫除けアイテムには「神経毒」といわれる成分が配合されている製品があります。
もし、市販のものをお持ちの方は裏面を見てみてください。
「ディート」または「イカリジン」が入っていますか?
これらの人体への影響として、
- 神経系に対する影響
- 血液や脳への影響
- 皮膚炎
- 目への刺激
- 接触性蕁麻疹
- 皮膚の透過性の亢進(環境汚染物質を皮膚から取り込むことを促進する)
- 循環器への影響
- 胎児への影響
などが挙げられています。
このように書くと怖いですが、日本では量や年齢制限などの注意事項を守って使用すれば安全とされており、販売が許可されています。
が・・・私は、年齢制限や量など気にせずに子ども達が赤ちゃんのころから、バンバン使っちゃってました。
「経皮毒」を知ってからは、無理ない範囲で自然なものを選んで肌に取り込む製品チェンジをしています。
特にこの先長い人生が待っている子ども達は、成長期真っ最中の脳・体なので大事にしたいですよね。
私たちの体・精神は間違いなく「食べたもの」「触れたもの」「環境」などで構成されていきます。
自分で選択できない小さい内は、そばにいる大人の選択でフォローをしてあげたいですね。
最近の私の虫除け対策は・・・
- 手作り虫除けスプレーやクリームを肌に塗る
- 部屋はディフューザーで防虫アロマを焚く
- 網戸に虫除けスプレーを振りまいたり、掃除ついでに塗る
- 玄関に撒いておく
虫除けに良いとされるアロマオイルの種類は(精油、エッセンシャルオイル100%の表記の製品をご使用ください。)
- レモングラス
- ペパーミント
- シトロネラ
- ヒノキ
- レモンユーカリプタス
- ラベンダー
- タイム
- パチョリ
- ヘリクリサム
- クローブ
などです。
▲参考文献:エッセンシャルオイル家庭医学事典
ブレンドしてお好きな香りの虫除けスプレーや、クリームを作ってみるのも楽しいですよ。
また、キャンプなどに行かれる方はハンドタオルや木片、素焼きのアロマストーンなどに染み込ませて吊るすのもおすすめです。
自然なものですので、2〜3時間おきにこまめに使うとより効果を感じられるでしょう。
また、今はオーガニックの既製品もたくさん販売されていますよね。
「オーガニック 虫よけ」「天然成分 虫よけ」などで検索すればたくさんありますので気になった方はのぞいてみてくださいね。
成分の表記だけでは体に悪いものが入っているのか否かは、正直確かめることが難しいです。
虫除けスプレーにおいては「神経毒」といわれる成分が入っていないものの方が安心して使えるのではないかと思います。
手作りでは、余計なものを入れないのでシンプルでコスパも良いですよ。
気になった方はぜひ手作りにチャレンジしてみてください!
今回は「経皮毒」からこれからの季節に使用が増える「虫除けアイテム」について書きました。
あなたの選択の参考になると幸いです。