551と並ぶ定番なんば土産「ヒロタのシュークリーム」についてまとめてみた
子どもの頃、お父さんが仕事帰りによく買ってきてくれた手土産ってなんですか?
おとんはできるだけ駅ナカで買いたい
うちのおとんは、仕事帰りに毎日なんばを通る人でした。
注:今も生きてます
子どもの頃、そんなおとんがよく持ち帰った手土産を思い出してみると・・・
ダントツ1位は、店舗数もニオイもケタ違い、551蓬莱!
先日551を使った時短料理についてお伝えしました。
その551と並んでおとんの手土産ツートップなのが、ヒロタのシュークリームです。
この上位2つは駅ナカで買えるので、やっぱり強い。
手軽に買いたいおとんには持ってこいな手土産なのです。
りくろーおじさんは、駅ビルを出て戎橋筋商店街まで足をのばさないといけませんからね。
パッと買いたいおとんには少々ハードルが高かったようで、3位という結果に。
ちなみに、惜しくもトップ3入りを逃したものに「HOKUOのパン」と「サンマルコのカレー」がありました。
※現在HOKUOはALFHEIMに店名変更
懐かしいおいしさ、ヒロタのシュークリーム
今回は、堂々の第2位! ヒロタのシュークリームについて取り上げてみましょう。
さっそくなんば駅構内にあるヒロタを訪問。
店員さんに「人気は何味?」と聞くと、「カスタードとチョコレート」という返事が返ってきました。
聞いておいてなんですが、私は昔からツインフレッシュが好きでして。
そちらを購入しました。
申し訳程度にカスタードも購入。
ヒロタのシュークリームの特徴は、柔らかいシュー生地にトロッとしたクリーム。
クッキー生地やクロワッサン生地のシュークリームも今はよく見かけますが、元々シュークリームってこんなんやったなーと思わせられる、懐かしい味です。
ヒロタのシュークリーム、大阪土産だと思っていた
洋菓子のヒロタは創業者・廣田定一により1924年(大正13年)に設立されました。
2024年で創業100周年ということですから、なかなか歴史ある洋菓子店ですよね。
大阪市上福島で洋菓子の製造販売業を始め、1935年戎橋筋にシュークリームの実演販売ショップをオープン。
戦後は神戸元町に工場兼店舗を設け、洋菓子の製造・販売と喫茶を兼ねた店をオープンしました。
ちなみに、現在店舗は西日本に5店、東日本に8店。
なんと! 今は関東のほうが多いんですね。
関西には、南海なんば駅2階改札内のほか、天王寺に2店、大阪に1店、三宮に1店あります。
どの店も駅構内や駅ビル、もしくは駅から徒歩圏内にあるのが特徴。
さらに、ヒロタはパリに2店舗構えたこともあるみたい。
今はもうないですけどね。
ヒロタのシュークリーム期間限定味は要チェック
ヒロタで買えるのは、シュークリームやシューアイス、エクレアだけではありません。
「シューラスク」や「シュナッキー(シュー+クッキー)」といったシュー生地を使った独自の商品も展開しています。
シュークリームも、毎月1種期間限定味を発売しています。
販売期間はそれぞれ2ヶ月ほどと短いので、ちょこちょこ覗いてみてください。
ちなみに今は黒蜜きなこ味とレーズンバター味が売られていますよ。
▲レーズンバターの販売は3月30日(月)まで
こんな感じで、老舗にしてはけっこう攻めたお店。
世代を超えて長年愛される味を、ぜひあなたも楽しんでみてくださいね。