ジワジワ人気上昇中!? 家族みんなで楽しめるフィンランド生まれのスポーツ「モルック」の魅力をわかりやすくお届けします♪
年齢関係なく、誰でも楽しめるスポーツがあるのをご存知でしょうか。
それは、フィンランド生まれのスポーツ「モルック」です。
「モルック」という言葉を初めて耳にされた方も多いのではないでしょうか。
今回は「モルック」の魅力をお伝えしていきますので、ぜひ最後まで読んでくださいね!
フィンランド生まれ。多くのフィンランド人に愛されるモルックとは?
「モルック」はフィンランドの伝統的な「kyykä(キイッカ)」というゲームを元に、1996年に開発されました。
フィンランドでは、サウナとビールを楽しみながらプレイされている気軽なスポーツなんです。
日本では2022年にお笑いコンビのさらば青春の光・森田哲也さんがモルック日本代表に選ばれました。
さらに、フランスで行われた世界大会に出場されたことで注目され、日本国内のキャンプ場や公園でも楽しむ方が増えています。
ボウリングとダーツがミックスされたようなスポーツで、体力をあまり使わなくても楽しめるんですよ。
モルックで使用する道具をご紹介!
モルックで使用する道具はケースに納められ、どこにでも気軽に持ち運べるのがおすすめポイント。
ケースの中には3点の道具が入っています。
それぞれどんな道具なのかご紹介いたしますね。
【1】 モルック(棒)
投げる棒のことをモルックといいます。
モルックでは下手投げが基本。
【2】スキットル
木製のピンのことをスキットルと呼びます。
競技内ではモルックを投げてスキットルを倒します。
【3】モルッカーリ
モルックを投げる位置(地面)に置く道具です。
とってもシンプル! モルックの進め方とルールをご紹介
モルックは公園やグラウンドで行います。
2チーム以上で対戦し、先に50点ちょうどになったチームが勝ちです。
【1】モルッカーリとスキットルの設置
モルックを投げる地点にモルッカーリを置き、そこから3〜4m離れたところに12本のスキットルを並べます。
各番号の並べ位置は決まっています。
▲ゲームスタート時の配置
大会では3.5m離すことが多いです。
投げる時にモルッカーリに触れたり、モルッカーリをまたぐと0点になります。
【2】投げる順番を決める
【3】チームが交互にモルックを投げ、スキットルを倒す
1本倒れた場合、スキットルに書かれている数字が加点されます。
例:6が倒れた場合は、6点の加点。
複数本倒れた場合、倒れた本数が加点されます。
例:3本倒れた場合は、3点の加点。
【4】スキットルは、倒された地点で再び立てられゲーム再開
ゲームが進むとスキットルが広がり、だんだんと倒すのが難しくなっていきます。
【5】いずれかのチームが50点先取した時点でゲーム終了
その他のルールに要注意
・完全に倒れていない場合
スキットルが完全に倒れていない(ほかのスキットルと重なり完全に地面についていない)場合はカウントしない。
・50点を超えた場合
50点を越えて得点した場合は、25点に減点されゲームは継続。
・3回ミスが続いた場合
同一チーム内で、3回連続スキットルを倒せず、失敗した場合はそのチームの得点は0点となり失格。
以上がゲームの進め方です。
参照:日本モルック協会ホームページ
「モルック」が幅広い年齢層から愛されるワケ
例えば、小さなお子さまとゲームする時には、投げる位置を近くにするなどルールをアレンジすることも可能。
年齢が離れている兄弟姉妹でも同じ道具で遊べるのがいいですよね。
シンプルなルールですが、相手チームとの駆け引きや戦略を立てたり、頭をフル回転させながらプレーをするので、飽きずに楽しめます。
なんといっても、狙い通りにピンを倒せた時の爽快感は格別!
プレイが進むうちに自然とリラックスしていき、気づけば世代の垣根を越え、みんなで大盛り上がりできる。
これが、モルックの醍醐味ではないかと思います。
この秋、家族みんなでモルックを楽しんでみましょう!
どの世代でも飽きることなく楽しめる「モルック」。
ぜひ健康維持や地域のイベント、親子のコミュニケーションツールなどに取り入れていただけたらと思います。
ちなみに長居公園の近くにあるヨドコウ桜スタジアムでは、モルックフェスティバルも開催されているんですよ。(2024年10月開催分は申し込み終了。)
「楽しそう」「ちょっとやってみたい」と思われた方はぜひチェックしてみてくださいね。