【第二弾/ビーチクリーン活動に参加しよう】堺浜自然再生ふれあいビーチがゴミ漂着量ワースト1位?海洋ゴミ問題は遠い国の話ではなかった!
第一弾では、アドプト・シーサイドプログラム認定団体「堺浜マイクロプラスチックカフェ」による堺浜ビーチクリーン活動についてご紹介しました。
【次回 2月4日(日)開催】知ってる?堺市にビーチがあるって!「堺浜自然再生ふれあいビーチ」でビーチクリーン活動に参加しよう@堺市堺区
今回の第二弾では、3つのテーマでお届けいたします。
・ライターじゅんりんが堺浜ビーチクリーン活動を知ったキッカケ
・堺浜ビーチクリーン活動が始まったキッカケ
・「堺浜自然再生ふれあいビーチ」の現状
「堺浜ビーチクリーン活動」は海洋ゴミ問題に向き合いながら活動する山好きが主催
「堺浜マイクロプラスチックカフェ」を運営するのは、登山をこよなく愛する益田次朗さん。
(登山部隊長のライターくみみんとは、古くからの登山仲間なんです。)
次朗さんは、一般社団法人「加太・友ヶ島環境戦略研究会(以下「KATIES(ケイティーズ)」)で活動をされています。
KATIES(ケイティーズ)は、和歌山県加太・友ヶ島を拠点に大阪湾の海洋ゴミ問題に取り組む研究会。
2022年10月末日に、大阪府内に住む小学生や、保護者を対象とした海洋ゴミを考えるイベントがKATIES(ケイティーズ)により開催されました。
▲KATIESのInstagramより
ゴミ拾いの活動をする、わたし「ライターじゅんりん」はこのイベントをInstagramで発見し、参加したいと思い連絡してみることに。
しかし、わたしの子ども達は年齢対象外だったため、残念ながら参加できませんでした。
そのとき「今回のイベントには参加していただくことはできませんが、同じ浜でビーチクリーンをしていますよ」と、教えてもらいました。
そこで知ったのが、「堺浜マイクロプラスチックカフェ」による堺浜ビーチクリーン活動でした。
「堺浜自然再生ふれあいビーチ」は本当にビーチなの?
私が初めて「堺浜自然再生ふれあいビーチ」を訪れたのは2022年12月のこと。
冬の薄暗い曇りかかった日だったため、流木とゴミが落ちているビーチは、なんだか寂しさが漂う場所でした。
子どもたちが冬でも砂浜に喜び、「温泉ごっこ」と言って楽しそうに遊びだす姿に、大人はただ驚き!
ゴミの多さはあまり気にしていない様子でした。(このあと寒さに震えだして、帰ろう帰ろう!! と、うるさくて仕方ありませんでしたが…)
ゴミの漂着が多い日には、流木の漂着も多くなります。
ビーチという名にふさわしいのか疑問に思えるのが現状なのです。
「堺浜自然再生ふれあいビーチ」に漂着する多種多様なゴミは大阪湾ワースト1位
「堺浜自然再生ふれあいビーチ」は、大和川の河口部に存在します。
そのため、大和川流域圏200万戸の家から、ゴミが流れ着くと言われています。
ごみの漂着量【大阪湾でワースト1位!】
以下のデータで示されるように、1番大きな円グラフ部分がなんと堺浜なんです。
▲大阪湾環境データベースより
また、以下の図ように大和川からゴミが流れ着きます。
大和川を通ってゴミが流れ着く証拠がこちら。
奈良県からのゴミもちらほら…
そのほかにも野菜から桶など、ありとあらゆるゴミが漂着しています。
「堺浜自然再生ふれあいビーチ」はマイクロプラスチックの宝庫
アドプトシーサイドプログラムへ登録の団体名は「堺浜マイクロプラスチックカフェ」です。
その名の通り、「堺浜自然再生ふれあいビーチ」はマイクロプラスチックの宝庫になっています。
ゴミを拾いながら、躍起になって取ってもとっても、マイクロプラスチックはなくなりません。
例え大きなゴミを取り除いても、川の中で砕けて流れ着くマイクロプラスチックのゴミはなくなることはないのです。(※大和川でのゴミ拾いではマイクロプラスチックを見かけることはありません。)
「堺浜自然再生ふれあいビーチ」に生息する激レア高校生
もともと、海洋ゴミの調査に取り組んでいた次朗さんが「堺浜自然再生ふれあいビーチ」のビーチクリーン活動を月一回で始めたのにはワケがあります。
次朗さんが研究で堺浜を初めて訪れたとき、作業着を着てビーチクリーンをしている高校生がいたのです。
なんと彼は、毎週のように堺浜を訪れ、朝の5時から夜の21時まで1人でビーチクリーンをしていると言うのです。
その高校生に「手伝ってほしい。」と言われた次朗さん。
彼の様子を見て「大人として出来ることは何だろう。」と思い、始めたのが月一回のビーチクリーン活動なのです。
第三段の記事では、堺浜で活動する高校生とビーチクリーンの活動がアドプトシーサイドプログラムの認定団体にまで発展した経緯をご紹介したいと思います!
気になる方は、お見逃しなく♪
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