日本ではまだ珍しい?英国のクリスマスを一口で感じる「ミンスパイ」の楽しみ方♪カルディで購入できるおすすめもご紹介。
クリスマスのお菓子「ミンスパイ」って知ってる?
あなたは「ミンスパイ」というお菓子を聞いたことがありますか?
実は私が初めてミンスパイに出会ったのは2年前のこと。
お土産としていただいたのがきっかけでした。
「ミンスパイ」ってどんなお菓子?
クリスマスシーズンに欠かせないイギリスの伝統菓子である「ミンスパイ」。
イギリスでは、クリスマスの12日間(12月25日~1月5日)に毎日ミンスパイを食べると幸運が訪れるという言い伝えがあるんです。
中身の「ミンスミート」は、レーズン・リンゴ・オレンジ・レモンピールなどのドライフルーツに、ナッツ・砂糖・バター、そしてシナモンやナツメグ、クローブなどのスパイスを加え、ブランデーやラム酒で風味付けしたもの。
ちなみに「ミンスミート」という名前ですが、昔は本当にひき肉を使ったパイだったそう。
保存食として進化する中で現在の形になったと言われています。
ミンスミートとは元来は、ミンス(みじん切り)にした肉、つまりひき肉のことで、ミンチの語源でもある。
しかししだいに、ドライフルーツを主体としたものに変化した。
出典:wikipedia
生地は、ショートブレッドやタルトに近いサクサクの食感。
家庭によってレシピや味が少しずつ異なるのも、楽しみのひとつだと思います。
シナモン嫌いでもおいしさに感動した「ミンスパイ」
実は私、シナモンが苦手なんです…
でも、その時は何も知らずにパクリと一口。
その瞬間、複雑なのに驚くほどまとまりのある味わいに感動!
そして初めて、ミンスパイがイギリスのお菓子だということを知りました。
「イギリス=料理がまずい」というイメージを持つ方もいるかもしれません。
しかし、実際にはスコーンやショートブレッド、パウンドケーキなど素朴で美味しいお菓子がたくさんありますよね。
アフタヌーンティー文化も、イギリスならではの魅力のひとつです。
「ミンスパイ」は市販では手に入りづらい?
ミンスパイはイギリスのクリスマスに特化した伝統菓子なので、日本ではあまり馴染みがなく、販売されるお店が少ないのが現状です。
私も最初にお土産でいただいた後、もう一度食べたくて探しました。
しかし、Amazonですら見つからず…
結局、お土産のミンスパイの成分表示を参考に、材料を揃えて、自分で作ることにしました。
しかし、これが思った以上に大変!
▲昔、手作りしたミンスパイ。丸い形が一般的です。
ドライフルーツを砂糖やスパイス、お酒で漬け込み煮込むところから始めるので、時間も手間もかかります。
でも、手作りだからこその満足感も得られるので、挑戦してみる価値はありますよ。
現在、日本ではカルディで12月限定で販売されているのを見かける程度です。
なので、ぜひ皆さんにもこの美味しさを知っていただきたくて、この記事を書いています(笑)。
ドライフルーツやフルーツケーキが好きな人には、きっとハマる味。
大人っぽい上品な甘さのお菓子です。
おすすめの「ミンスパイ」はこれ!
日本で手に入りやすいものなら、カルディで購入できるイギリスの老舗ブランド「ウォーカー」のミンスパイがおすすめです。
9個入りで、レーズンやりんご・柑橘系のピールをスパイスと砂糖で炊き上げたミンスミートがぎっしり詰まっています。
生地はサクサクのショートブレッドで有名なウォーカー製らしいクオリティ!
洋酒が香るリッチな味わいなので、フルーツケーキやドライフルーツ入りのお菓子が好きな人にはたまらないはず。
※成分表には洋酒の記載がなくても香りが感じられるので、妊婦さんやお子様は念のためお医者さんに相談してくださいね。
そのままでも美味しいですが、トースターや電子レンジで軽く温めること、さらに風味が引き立ちます。
イギリスのお菓子だけあって紅茶との相性も抜群です!
「ミンスパイ」は一口でクリスマスの雰囲気と特別感を感じられる素敵なお菓子
寒い日に温かい紅茶と一緒にいただけば、英国気分を満喫できます。
ぜひ一度試してみてください♪