二十四節気にあわせた食材を使った暦ごはんが食べられる「つなぐキッチンそらのいろ」@住之江

まゆゆ まゆゆ

「つなぐキッチンそらのいろ」のランチは二十四節気ごとに替わる

 

南海本線住ノ江駅の近くに、二十四節気に合わせた旬の食材を使ったランチを提供しているお店があります。

 

そらのいろ

 

無農薬玄米、旬の野菜を使った心と身体にやさしいごはん。

 

調味料も昔ながらの製法で作られた無添加のもの。

 

そらのいろ

 

二十四節気に合わせているので、およそ二週間に一度、主菜のメニューが変わります。

 

「啓蟄が終わります。そろそろメニューが変わりますよ」

 

お店のInstagramでは、メニュー変更と合わせて「季節の変わり」を告げてくれるので、私の生活にも役立っています。

 

「二十四節気」とは?

 

ところで、「二十四節気ってなに?」と思われた方もいるのではないでしょうか。

 

聞きなれない言葉ですが、「立春」、「春分」、「夏至」、「秋分」、「夏至」と聞けば「季節のことなのね」と思われるかもしれません。

 

二十四節気は旧暦上の四季を表しています。

 

春は「立春」、「雨水」、「啓蟄」、「春分」、「清明」、「穀雨」。

 

夏は「立夏」、「小満」、「芒種」、「夏至」、「小暑」、「大暑」。

 

秋は「立秋」、「処暑」、「白露」、「秋分」、「寒露」、「霜降」。

 

冬は「立冬」、「小雪」、「大雪」、「冬至」、「小寒」、「大寒」。

 

二十四節気の一節はおよそ15日です。

 

この二十四節気を意識して作られているのが「そらのいろ」の暦ごはんなのです。

 

暦ごはんは無添加調味料で旬の野菜がさらに美味しい!

 

そらのいろのランチメニューは暦ごはん(1500円)と一汁三菜プレート(1300円)の二種類。

 

共にドリンクが付きます。

 

そらのいろ

 

私と子どもは迷わず、暦ごはんを注文。

 

私たちは「雨水」の時期に行ったので、主菜は「車麩の黒酢あん・酢豚風」でした。

 

そらのいろ

 

旬の野菜がたっぷりで、子どもたちもガツガツ食べます。

 

長女は一人前、自分の分があるのに「ママの車麩もちょうだい」と言っていました。

 

野菜は堺市内の生産者さんから仕入れ、主に露地野菜を使って調理。

 

ハウス栽培の野菜も使いますが、季節を感じられるように露地野菜を多く使用しています。

 

調味料(醤油、塩、砂糖、酢、みりんなど)も昔ながらの製法で作られた無添加のもの。

 

また、塩麴、塩レモン、甘酒、マヨネーズ、シロップ、ぬか床で漬けた漬物など自家製にこだわって提供しています。

 

そらのいろ

 

手作りの調味料で味付けされた副菜はどれも食べやすくお箸もすすみます。

 

手作りのデザートも「本日のおやつ」6種類の中から選びました。

 

そらのいろ

 

デザートセットはフルサイズ300円、ハーフサイズ200円でランチにつけることができます。

 

「つなぐキッチン そらのいろ」はおやつの材料にもこだわる!

 

お店にはおやつも売られています。

 

これらはすべて、店主の村田さんのオリジナルレシピ。

 

なんと小学1年生の頃から自分でおやつを作っているそうです。

 

私が「つなぐキッチンそらのいろ」を初めて訪れた日は、おやつを購入しました。

 

アレルギー対応(乳・卵不使用)のお菓子があるからです。

 

そらのいろ

 

その日、購入した商品は

 

・卵・乳不使用の有機にんじんクッキー

・無農薬小豆と抹茶のクッキー

・オーガニックコーヒーのクッキー

 

では、まず乳・卵不使用の有機にんじんクッキーから。

 

素朴で人参の甘みが感じられるクッキー。

 

子どもたちは取り合いしながら、二袋を一気にたいらげてしまいました。

 

無農薬小豆と抹茶のクッキーも抹茶の味が濃く、小豆の甘さとマッチする上品なお味。

 

そして、オーガニックコーヒーのクッキー。

 

これは、絶対食べたほうがいいです!

 

コーヒーをあまり飲まない私、なのにコーヒーのクッキーを買ってしまいました。

 

でも、買ってよかった!!

 

めちゃくちゃ美味しすぎてとまらない!

 

「一体何が入っているんだ?!」と材料を確認してしまうほどでした。

 

それから、後日取材に訪れたときには、以前売り切れていたチョコグラノーラを購入。

 

こちらも乳、卵不使用です。

 

これは、子ども二人と私の3人で取り合いました。

 

息子は、自分の分をさっさと食べ「ちょうだい!!」を連呼。

 

そして「もうない」と言うと、泣きました…。

 

チョコグラノーラもぜひ食べてください。

 

一瞬でなくなります。

 

その他に、スコーンや酒粕クッキーも食べましたが、どれもとても美味しかったです。

 

そらのいろ

 

「つなぐキッチンそらのいろ」のごはんは家でも作れる!

 

「つなぐキッチン そらのいろ」のメニューは、どれも家でも作ってみようと思うごはんばかり。

 

それは、お母さんたちが安心安全な料理を家庭に取り入れやすくなるようにするためです。

 

お母さんが食事に気をつけていると、子どももそうなります。

 

子どもが大人になって食材や調味料を選ぶときも、「お母さんが使っていたな」と覚えている可能性が高くなります。

 

つまり、お母さんが変われたら世界が変わるのです。

 

そらのいろ

 

「そらのいろ」から家庭の食卓を変える

 

店主の村田さんは、18歳から24歳まで板前として調理人の道を進み、結婚、出産を経て、住之江に「そらのいろ」をOPENさせました。

 

村田さんが自分自身の食を見直すこととなった大きなきっかけは、二人目のお子さんの食物アレルギー。

 

アナフィラキシーショックを起こすほど症状も強かったので、アレルギー物質が入っていないか製品の袋の裏を細かく確認するようになったのです。

 

卵が絶対に入っていてはいけないため、今までは意識しなかったカタカナ文字の添加物にもアレルギー物質が入っていないか調べると・・・

 

アレルギー物質どころか身体に有害な物質が含まれていることを知ります。

 

ショックでした。

 

そらのいろ料理教室で教える「3割健康法」

 

そこから食を見直すようになった村田さんは、食を通して健康な生活を送るための提案ができる「食生活アドバイザー二級」の資格を取得。

 

お母さんに変わってもらうために料理教室も開催しています(現在はコロナのため休止中)。

 

料理教室では、村田さんが考えたオリジナルレシピ、食材や調味料の選び方など、お母さんが料理をする上で知りたいことを教えてもらえます。

 

そんな村田さんですが、「食事すべてをからだに良いものにしたい」という想いにとらわれすぎて、過去に体調を崩したことも。

 

その経験を踏まえ、こういいます。

 

「食事は、誰とどういう状態で食べるかが一番大事。ストイックにやる必要はありません。3~4割でもいいから、長く続けられるほうがいい。

 

3〜4割健康に気を遣った生活を続けると、デトックス力がつき、よくないものを出す身体になっていくそうです。

 

私も、自分のできる範囲で身体に負担をかけない食生活を送り、子どもたちに伝えることができればよいなと思っています。

 

コロナが落ち着いたら、料理教室の再開も考えているそう。

 

早くコロナが落ち着いて欲しい!

 

料理教室でなくても、食のことをいろいろ教えてくれますよ。

 

みなさんも「つなぐキッチン そらのいろ」にぜひ行ってみてくださいね。

 

つなぐキッチン そらのいろ ADDRESS
大阪市住之江区西住之江3-2-22
TEL
090-7573-7076
OPEN
ランチ  11:00-14:00 (予約必要)  カフェ   14:00-16:00
CLOSE
日曜、月曜、祝日 (不定休の月もありますので、SNSで休日を確認して下さい)
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南海本線「住ノ江駅」より徒歩9分
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この記事を書いたママライター

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