【こどもと茶の湯体験】今が狙い目!? 4歳児でも楽しめる本格「茶室お点前体験」@さかい利晶の杜

じゅんりん じゅんりん

先日、百舌鳥・古市古墳群が、世界文化遺産への登録を勧告されましたね。

 
大阪、そして堺への関心がますます高まることは間違いありません!
 
そんな堺の観光スポットの一つ、さかい利晶の杜では、美しい茶室で茶の湯を体験することができます。
 
茶の湯というと、着物を着て静かに心を落ち着けて行うイメージ。
 
小さな子どもがいる世帯が茶の湯体験なんて、とてもとても・・・と思ってしまうママも多いはず。
 
しかしこちらでは、子連れで気軽に茶の湯を楽しめるのです!

茶の湯の世界観を味わう

 

さかい利晶の杜では、イス席でできる「立礼呈茶」(りゅうれいていちゃ)と、本格的茶室で行う「茶室お点前体験」(ちゃしつおてまえたいけん)があります。
 

立礼呈茶の記事はコチラ>>>
今回私が体験してきたのは、「茶室お点前体験」のほう。
 
茶道三千家(表千家・裏千家・武者小路千家)の指導のもと、にじり・正座・床の拝見・お菓子やお茶のいただき方などの茶の湯の作法を体験!
 
さらに実際にお茶を点てることもできるコースです。
 
【個人向け茶室お点前体験】
実施日時
 毎月第三日曜日
 10:00~/11:30~/13:00~/14:30~/16:00~
 (各回約45分)
予約
 事前に要予約(先着順)
 ※空きがあれば当日参加も可
料金
 大人500円/高校生400円/中学生以下300円
定員
 各回20人まで
 

子どもも大好きお抹茶!

 
そもそも利晶の杜へ行ったきっかけは、4歳の息子が幼稚園で茶の湯を体験してきたことでした。
 
「甘いお菓子とお茶があうねん~またやりたい」
 
「頂戴いたします!って言ってから飲むねんで」
 
と、小さな子には苦手に感じそうなお茶について、何とも楽しく語ってくれます。
 
そんなに好きならまた体験できたらいいなぁ、とさかい利晶の杜にドキドキしながら電話をかけてみたのが始まりです。
 
「4歳児でも体験できますか? 更に2歳児もいますが見学大丈夫ですか?」
 
おそるおそる聞いてみると・・・
 
「全然大丈夫ですよ! 気軽にいらしてくださいね」
 
さらりと言って下さいました。
 
迷いも吹き飛び、HPから予約をしました!
 

「茶室お点前体験」のやり方

 
「茶室お点前体験」は事前に予約しておくのをおすすめします(先着順)。
 
なお、当日空きがあれば、予約なしで参加することもできます。
 
当日は、入り口入ってすぐのカウンターで予約分のチケットを購入し、担当の方の迎えを待ちます。

カウンターの向かいには昭和初期の宿院界隈を再現したジオラマがあります。
 

古くからの町の賑わいを伝えるためのものですが、待ち時間も自然と楽しむことができます。

▲子どもたちは小さな町を夢中になって見ていました。  

 
定刻となり全員が揃うと、担当の方がお茶室まで案内してくれます。


▲わくわくしてきました!

 


・茶室に入るために靴下着用!

・茶器を傷付けないよう貴金属や腕時計を外す!
 
など、お茶室での注意事項を確認し、いよいよ中へ!


▲畳の香りがし、良い雰囲気です。

 
4歳児と2歳児は楽しそうにしていますが、9歳児は場所の雰囲気や体験自体に緊張気味。

程よい緊張感、大事な体験ですよね。
 
表情に「やってみたい!」の気持ちが表れています。

 

茶の湯作法は知っておいて損しない!

 
まずは、掛け軸やお花を拝見します。
 
扇子をひざ前に置いて一礼し、扇子を前に動かし、両手を畳について腰を浮かせるように膝をすりながら前に進みます。


▲これが「にじり」
 
不慣れだと緊張!
 
と、、とにかく前の人のマネをしました!
 
掛け軸やお花を拝見し、一礼。

4歳児も照れながら一生懸命です。

2歳児も頑張っています!

次にお菓子が運ばれてくるので、一礼をして頂きます。

この日は、季節柄、菖蒲の花のお菓子でした。

▲キレイに切っています。
 

美味しい~!

▲9歳児は緊張しっぱなし(笑)
 

ちなみに、お菓子はあくまでお抹茶の引き立て役。

 

先にお菓子をいただくことで、口の中に微かに甘みが残り、よりお抹茶が美味しくいただけるんですよ。

 

 

お点前拝見!

 
いよいよお点前拝見です。

いやもう、4歳児が終始じっとしていないのですが、皆さま本当に温かく、優しいのです。


美しいお抹茶の完成です。

お茶碗を右手で取って左手に乗せ、時計回りに二回まわして・・・

 

最後はズズーと音を立てて飲みきります。

 

 

お点前、やります!
一連の作法を学んだものの、正直初めての体験では頭に入りません!
 

しかし、次は自分でお茶を点てる時がやってきます。

4歳児も

9歳児も

2歳児も

みーんな真剣!

 

楽しみながらお茶を点て、美味しく頂きました。


「美味しい!」って、とってもお気に入り!

▲この満面の笑みです。
 

 

ブラタモリにも登場!

 

いかがですか?

こんなに幼くても、美味しく、楽しく、ほどよい緊張感もありながらよい経験ができますよ~!

子どもたちには「堺では昔ながらのこんなことができるよ」って世界に紹介できる人になってほしいですね!

 

ちなみに、2019年5月25日放送のNHK「ブラタモリ 古墳の町・堺~巨大古墳は日本の歴史を動かした!?~編」で、さかい利晶の杜が登場しました!

放送内で使用されていた茶室は「さかい待庵」というたった2畳の茶室です。

 

こちらも申し込みをすれば、茶室内に入り、説明を聞きながらその佇まいを肌で感じとることができますよ。

 

とにもかくにも、茶の湯を体験するなら、百舌鳥・古市古墳群が世界文化遺産へ正式に登録される前が狙い目です!

大仙古墳・大仙公園の記事はコチラ>>>

 

また、さかい利晶の杜では堺の魅力を集めたマルシェを月に一度開催していますので、こちらもぜひどうぞ~

にぎわいマルシェの記事はコチラ>>>

【さかい利晶の杜】

ADDRRESS 
 堺市堺区宿院町西2-1-1
 
TEL 
 072-260-4386
 
ACCESS
 阪堺電車「宿院駅」徒歩1分
 南海本線「堺駅」徒歩10分
 南海高野線「堺東駅」バス6分
 
PARKING
あり(割引あり)
 
さかい利晶の杜HPはコチラ>>>
 

この記事を書いたママライター

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