ママから見た防災「もしも子どもが一人だったらどうする!?」〜いつも大人がそばにいるわけじゃない〜

ママから見た防災〜「そのとき、うちの子は一人かもしれない」と思った日〜
防災って、ちゃんと考えているつもりでした。
非常食も用意しているし、避難場所もなんとなく知っている。
「もしものときはここに行こうね」って、子どもにも一度は話したことがある。
でもある日、ふと気づいたんです。
「あれ……そのとき、私そばにいないかもしれない」って。
子どもが「一人のとき」って、意外と多い
冷静に考えてみると、子どもがママと離れている時間は想像以上にたくさんあります。
・学校の放課後に教室に残っているとき
・家で留守番をしている夕方
・登下校の道を一人で歩いているとき
・お友だちの家で遊んでいるとき
・公園で夢中になっているとき
・習いごとの行き帰り
それなのに、防災は「家族みんな一緒にいる前提」で考えていた気がします。

「ママが守る」じゃ足りないかもしれない
これまで私は、「いざとなったら私が守る」と思っていました。
でも現実は――
その瞬間、そばにいないかもしれない。
そう思ったとき、少し怖くなったんです。
「ちゃんと動けるかな」
「パニックにならないかな」
「誰もいなかったらどうするんだろう」

うちの子に聞いてみたら……
ある日、何気なく聞いてみました。
「もし今、地震が来たらどうする?」
返ってきたのは――
「え……どうしよう……」
正直、ドキッとしました。
「知っているつもり」と「できる」って、全然違うんですよね。

▲一人のときを考える絵本
だから始めた「もしも会議」
それから我が家では、ときどきこんな話をするようになりました。
「今ここで地震が来たらどうする?」
「ママがいなかったらどうする?」
最初は答えられなかった子どもも、少しずつ自分で考えるようになってきました。
「ここに隠れる」
「この道は危ない」
「ここに行く」
そんな言葉が出てくるようになったのです。
ママとして、今できること
完璧な備えなんて、正直できないと思っています。
でも、ひとつだけできることがあるとしたら――
「そのときどうする?」を一緒に考えておくこと。
・家の中で安全な場所を一緒に確認する
・通学路の危ない場所を一緒に歩いてみる
・「ここで会おうね」という場所を決めておく
・電話がつながらないときの連絡手段を話しておく
そして、もう一つ。
これは私自身が「やってよかった」と感じていることです。

「うちの子をお願いできる人」をつくっておく
正直に言うと、最初は少し勇気がいりました。
でも思い切って、近所の方にこんなふうに声をかけました。
「もし何かあったとき、子どもが助けを求めるかもしれません。そのときは、少し気にかけてもらえたらうれしいです」
登下校の途中にあるお店や、顔を知っている地域の方にも、無理のない範囲で同じように伝えています。
これって、やるかやらないかで本当に大きな違いだと思うんです。
「知らない子」じゃなくて、「顔が浮かぶ子」になるだけで、いざというときの動きはきっと変わるから。
そして子ども自身も、「ここなら助けてって言っていいんだ」と思える場所があることで、安心感がまるで違います。
最後に
子どもを守りたい。
それはきっと、どのママも同じ気持ちですよね。
でも、「ずっとそばにいること」はできないからこそ――
「一人でも動ける力」と「頼れる場所」を渡してあげたい。
そう思っています。
今日、ほんの少しだけでもいいので、お子さんと話してみませんか?
そして、もしできるなら、身近な誰かに、ひとこと声をかけてみてください。
その小さな行動が、いざというときの大きな安心につながるはずです。
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