無料で行ける知育スポット！「お金の不思議」が学べる大阪造幣局の工場見学＠大阪市北区

 

「おかねってどんなもの？」

 

「おかねにはどんな種類があるの？」

 

「おかねってどうやってできるの？」

 

など、身近なお金への興味がぐっと深まってきた5歳の娘。

 

おこづかいに憧れをいだき、愛読書は「おかねのえほん」。笑

 

▲読みすぎてカバーも破れボロボロに

 

そんな子どもにぴったりな、大阪造幣局の工場見学に行ってきました♪

 

造幣局は楽しみながら社会勉強にもなる、ママにもうれしいおでかけスポットなんです。

 

2歳息子、5歳娘と一緒に参加した工場見学をレポします！

 

無料で楽しめる！見どころいっぱいの大阪造幣局の工場見学

 

 

大阪造幣局は、私たちが普段使っている硬貨を実際につくっている場所。

 

最寄り駅は大阪天満宮駅で、5歳の娘と歩くと徒歩15分ほどかかりました。

 

なんとここでは、誰でも無料で工場見学ができるんです！

 

ただし工場見学は要予約、月・火・木・金曜日のみ開催なのでお気をつけくださいね。

 

今回は子どもから大人まで、そして海外の方達も参加した賑やかな回でした！

 

2歳息子もクギヅケ！大阪造幣局をくわしく知れるビデオ上映

 

 

実は造幣局は大阪が本局で、支局は埼玉、広島の2ヶ所。

 

同じお金でも、紙幣は国立印刷局が管轄です。

 

 

関西では彦根に国立印刷局があり、小学生以上が工場見学できるそうです。

 

今回の造幣局本局の工場見学では、子ども達はシールももらえて大喜び。

 

 

造幣局のキャラクターも出てきて、子どもにも分かりやすいビデオでした。

 

 

どのように硬貨がつくられるか予習して、工場見学へ出発！

 

いざ、大阪造幣局の工場見学へ！

 

見学コースでは、金属を伸ばす工程から刻印を押して仕上げるまでの流れを間近で見られます。

 

▲見学中は写真撮影OK！（動画撮影・録音は禁止。一部撮影禁止のエリアあり）

 

子どもたちはピカピカ光る機械やコインの山に目を輝かせながら、「これがお金になるんだね！」と大興奮。

 

 

できあがった硬貨を運ぶロボットが通るたびに、「きたー！」「あれは何円かな？」とはしゃいでいました。

 

 

ガイドさんが分かりやすく説明してくれるので、子どもでも理解しやすい内容でしたよ。

 

大阪造幣局トリビア①なんで穴が空いた硬貨があるの？

 

見学中には、ガイドさんのクイズタイムも！

 

思わず、某テレビ番組「トリビアの泉」のように「へぇ〜！」の連続。

 

穴が空いた硬貨は、他の硬貨と識別するためという理由の他にこんな理由があるんです。

 

・偽造防止

 

・節約のため

 

硬貨の真ん中にズレなく穴を空けるという作業はとても難しいらしく、高度な技術が必要です。

 

そのため、穴が空いた硬貨は偽造がかなり難しいのだとか。

 

▲現在流通している硬貨

 

そして、2つ目の理由はなんと節約！

 

一見わずかな節約に見えますが、年間の生産量を考えるとチリツモでかなりの量になるのだそう。

 

思わぬ理由に驚きでした！

 

大阪造幣局トリビア②世界初の技術！硬貨にギザギザがあるのはなぜ？

 

一部の硬貨の周辺にギザギザがある理由のひとつは、目の見えない方のため。

 

同じ大きさの硬貨でも単位が大きい方（たとえば10円ではなく100円）にギザがつけられていて、触るだけで区別できるようになっているんです。

 

 

また、500円硬貨のギザギザは偽造防止のために世界初の技術が採用されています！

 

「異型斜めギザ」といって、大きさの違うギザが混ざっているんですよ。

 

大阪造幣局のトリビア③いま、1円玉がほとんど作られていない理由とは？

 

 

造幣局を訪れると「あれ？1円玉の製造ラインが動いていない？」ということも。

 

実は、近年発行された1円玉はほとんど流通していないんです！

 

ここ数年生産された1円玉は、全てお土産用のコインセット用のみ。

 

理由は、キャッシュレス決済の普及と、消費税率の変更です。

 

私のお財布に入っている1円玉も昭和＆平成生まれでした！

 

みなさんのお財布の中の1円玉は、何年生まれですか？

 

令和の1円玉を見つけた方はラッキーですよ〜！

 

大阪造幣局の博物館で楽しくお金の歴史を学ぼう！

 

大阪造幣局では、工場見学のあとは博物館の自由見学があります。

 

「昔のお金はこんな形だったんだよ」と子ども達とお話しながら見学を楽しみました。

 

 

工場見学で見たお金の入った袋を持って重みを確かめたり、金塊を触ってみたり。

 

 

記念硬貨の展示エリアには、今年ならではの「ミャクミャクの硬貨」もありましたよ。

 

 

工場から博物館まで、「お金がどうやってできるのか」を楽しく学ぶことができました♪

 

無料で大満足！子ども達と一緒に「お金の不思議」を見に行こう！

 

たっぷりと堪能した帰りには、お土産ショップで硬貨のマスキングテープを買って帰りました！

 

▲娘がおままごとで使っています

 

造幣局は、春には桜が綺麗に咲くことでも有名です。

 

残念ながら、桜を鑑賞できる「桜の通り抜け」期間は工場見学が休止されますが、桜の時期も要チェックですね！

 

▲毎年新しい品種が植えられるそうですよ

 

大阪造幣局の工場見学は無料で親子で楽しみながら学べる、知育おでかけスポット。

 

ぜひ親子で不思議な「お金の世界」をのぞいてみてくださいね♪

 

▽過去のレポートはこちら

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