子どもの創造力や想像力を育てよう!「兵庫県立美術館」はアートと自然が織りなす癒しの空間 @兵庫県神戸市

あなたは「兵庫県立美術館」へ行ったことはありますか?
「兵庫県立美術館」は兵庫県を代表する文化施設のひとつ。
神戸の海辺にたたずみ、国内外のアート作品が楽しめることで人気を集めています。
そんな「兵庫県立美術館」のギャラリー棟3階に子どもの作品が飾られました!
▲ギャラリー棟3階の様子
想像力があふれ出した子ども達の作品にとてもわくわくしました♪
せっかくの機会に「兵庫県立美術館」を巡ってきたので、館内の一部を紹介します。
自然光をふんだんに取り入れた空間設計の「兵庫県立美術館」
神戸港が見える海沿いに位置する「兵庫県立美術館」。
正面では大きなカエルのオブジェ「美かえる(作者:ヤノベケンジ)」がお出迎え。
「美術館に来た人が、美を楽しみ、気持ちが変わる(カエル)」という願いが込められています。
子どもたちは「かえるさんが落ちてくるー!」 と入館前からテンションが上がっていました。
「兵庫県立美術館」の魅力は、建築家・安藤忠雄氏が設計した、海との調和を意識した幾何学的な建物!
安藤忠雄氏のコンクリート建築といえば、光や自然と調和した空間を創り出すことが有名ですよね。
海が大きく見える明るいギャラリーは、解放感が溢れています。
有料級の展示が無料!?「兵庫県立美術館」の「Ando Gallery」
兵庫県立美術館のコレクション展(常設展) や特別展は有料です。
しかし、中庭や屋外彫刻展示スペースなど一部のエリアは無料で入場することが可能です。
その中でも注目してほしいのは「Ando Gallery」です。
「Ando Gallery」は、安藤忠雄氏の設計および寄贈により2019年5月にオープンしたスペース。
建築模型や安藤氏による構想スケッチなどが展示されており「無料でいいの!? 」と思うほど貴重な展示物を見ることができます。
日常では見ることのできない造形や展示に、感性が研ぎ澄まされる感じがしました。
制作者たちの強い想いが丁寧に込められた展示や建築物はとても見ごたえがあります。
子ども達が驚きを隠せなかった「兵庫県立美術館」のオブジェ
不思議なオブジェがあるのが「兵庫県立美術館」の面白いポイントのひとつ。
「青いリンゴオブジェ」(デザイン:安藤忠雄)は「なぜリンゴ?」 と思いましたが、以下の想いが込められていると知り納得。
”目指すは甘く実った赤リンゴではない、未熟で酸っぱくとも明日への希望に満ち溢れた青りんごの精神です。”
阪神淡路大震災から復興された地を表すかのようなシンボルに心ゆさぶられました。
海沿いに大きくそびえるのは、愛称「なぎさ」の少女のオブジェ「サン・シスター」(作者:ヤノベケンジ)。
高さ約6メートルの「サン・シスター」も、神戸の街の復興を見守るシンボルオブジェとして親しまれています。
6歳の娘はインパクトのあるオブジェに最初はとても驚いた様子。
そんな娘に「この子何持ってると思う?」と聞いてみると「みんなの”はーと”を持ってるんちゃう?」と回答が返ってきました。
なるほどな~! と感心するとともに、子どもの可能性の広さを実感。
「兵庫県立美術館」で子どもの好奇心や創造力を引き出そう。
「兵庫県立美術館」に行ってみると、子どもならではの新しい視点に感心!
子どもの「想像力を働かせること」ができるから、美術館は楽しいのだなと改めて感じました。
アート好きな方はもちろん、建築や自然との調和を感じたい方にもおすすめの「兵庫県立美術館」
ぜひ一度足を運んでみてください♪
兵庫県神戸市中央区脇浜海岸通1丁目1-1
TEL
078-262-1011
OPEN
10:00~18:00(入場は17:30まで)
CLOSE
月曜日(祝休日の場合は翌日)/年末年始 (12月31日、1月1日) /メンテナンス休館
ACCESS
JR灘駅や阪神岩屋駅から徒歩約10分
PARKING
有(2時間まで400円。以降30分毎200円。)