パラシュートがスカートに!?アップサイクルな洋服の製作、販売のお店「igria(イグリア)」@大阪市北区
中津にアップサイクルをテーマにリノベーションした共同アパート「UPCYCLE(アップサイクル)中津荘」があります。
先日はアップサイクル中津荘の中にある関係案内所「なかつもり」やオーガニック食材の量り売り専門店「WAKKA(ワッカ)」をご紹介しました。
今回は、同じく1階にあってアップサイクルな服の製作・販売をしている「igria(イグリア)」をご紹介します。
廊下を奥まで行くとドアの前に素敵な洋服のコーディネイトがお出迎え。
▲隠れ家のような可愛いアトリエです。
中を覗くとミシンが並んだ素敵なアトリエが広がっています。
隠れ家を思わせる素敵な空間で日々洋服をデザインし、制作されているオーナーさんにお話を伺いました。
洋服が好きなオーナーさん
▲中津荘のみなさんとアップサイクルなエプロンをつけて…一番右が池田さん
イグリアのオーナー、池田久美子さんはもともと洋服を作るのが好きで、長年洋服に携わって来られました。
大阪モード学園を卒業後、子ども服のアパレルメーカーでデザインを担当したり、レディースアパレル会社にて、販売や企画や縫製をしたりと会社勤めの経験もあります。
イグリアは11年前にはじめました。
着心地の良さを大切に
池田さんのこだわりは着ていて苦しくならない楽な洋服。
体型を考えてシルエットがきれいに見えるように製作し販売されています。
使わなくなった生地や洋服をアップサイクル
イグリアでは1年半ほど前から、アップサイクルなものづくりをスタートしました。
池田さんが作る一部の洋服は使わなくなった生地や洋服、デニムなどをアップサイクルして作られています。
現在では個人の方や企業からも生地や洋服などの寄付を受け付け中です。
集まった素材は池田さんの手によってデザインやアイデアを加えられ、新しい価値のあるものに生まれ変わります。
▲白い生地や洋服はエプロンに変身
シンプルな白いエプロンもアップサイクルで生まれました。
不要になった布も、捨てずに新たな物として使われる素敵な取り組みです。
一般の方からもたくさんの生地や洋服の寄付が集まっているそう。
着なくなり廃棄されそうだったブラウスやシャツなども池田さんのもとに集まっています。
パラグライダーがスカートに!
先日は、使われなくなったパラグライダーが寄付されたそう。
パラグライダーの素材は濡れてもしみにくいうえ、汚れも付きにくいので使い勝手のいいスカートに大変身しました。
雨の日にレインスカートとして使えるほか、子どもと公園で砂遊びなどを一緒にしても汚れにくいのが嬉しいですね。
▲表と裏でデザインが違うのも素敵!
形や長さ、模様もそれぞれ違って同じものはありません。
1枚ずつ違う世界に1つだけのスカートです。
さらにこちらのスカートは、小さく畳んでしまえるようにポーチがついています。
素材も軽いので、いざというときのために持ち運ぶのにとっても便利です。
“igria”というブランド名の由来
igria(イグリア)というブランド名の由来は、池田さんの娘さんたちが小さいころにまでさかのぼります。
子どもの頃にお店屋さんごっこをしていた娘さんたちが、店名として使っていたのが「イグリア」。
その時は聞き流していたそうですが、いざ店名を決めようと考えていた時にふと思い出したそうです。
幼い娘さんたちの造語の店名がそのまま採用されるなんて、素敵なエピソードですよね。
池田さんは元々、大手百貨店などへの出店やイベントを主催してこられた経験があります。
今も百貨店へ出店したり、中津荘でも企画したりとイベントを開催されています。
営業日は金曜、土曜になりますがイベント出店もあるのでインスタで確認して遊びに行ってみてくださいね。
▼igriaと同じ「中津荘」にある、アップサイクルな絵本の部屋「Tonton」
合言葉は「本とあそぶ」。本を愛するオーナーがつくる本をもっと好きになれる空間「本の部屋Tonton(トントン)」@大阪市北区
大阪府大阪市北区中津3丁目17-5中津荘内1階 109号室
TEL
09049074276
OPEN
金曜・土曜 12:00~17:00
CLOSE
日~木曜日
ACCESS
阪急中津駅徒歩2分 Osaka Metro中津駅徒歩4分
PARKING
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