大阪人なら赤いぽんずを手に入れろ!ナカオマルシェで見つけた大醤の「キムチぽんず」〜前編〜
うわさの赤いポン酢はナカオマルシェにあり⁉︎
うまい! とうわさの赤いポン酢が買えると聞いてやってきたのは、「NAKAO MARCHE(ナカオマルシェ)」。
堺で唯一のこんにゃく屋さん「中尾食品工業株式会社」の本社(堺市西区)にて毎月第4土曜日に開催されています。
イベント会場というより大きな倉庫、、、
でも開場前からすでにお客さんが整理券を持って並んでいます!
▲椅子まで用意してくれているというサービス
私も整理券をもらってさっそく会場の中へ入ってみると、すごく活気がある!
お店の方とお客さんの楽しそうな会話が聞こえてきます。
中尾食品だけでなく、老舗の醤油屋さんや豆腐屋さん、漬物屋さんやお米屋さんなど、ほんまもんの食にこだわったいろんなお店が並んでいます。
ナカオマルシェで発見!大阪の醤油屋さんのキムチぽんず
そしてとうとう見つけました!!
お目当ての赤いポン酢は醤油屋さんのコーナーに並んでいました!!
その名も「キムチぽんず」!!
大醤(だいしょう)という堺の老舗醤油屋さんが製造している超人気商品です!
キムチぽんずはモンドセレクション9年連続金賞受賞の実績もあります。
大醤営業部の西川定幸さんに、キムチぽんずの開発秘話はもちろん、大醤の歴史や商品についても詳しくお話を聞いてみました。
大阪唯一の醤油醸造メーカー「大醤」
▲HPより引用
大阪府堺市にある大醤は、200年以上の歴史がある老舗の醤油屋さんです。
江戸時代商人の町として栄えた堺は、日本屈指のしょうゆ生産地でした。
しかし今では、醤油の原料から仕入れ、加工までを行う醤油醸造メーカーは、大阪の中でも大醤一社だけになったそうです。
大醤は1800年に創業者の河内屋又兵衛がしょうゆ醸造を始めて以来、その伝統と技術を守り続けてきました。
▲大正時代の河又本店(大醤の前身)
取材中、醤油の奥深〜い話がおもしろすぎたので、みなさんにもこれからそのマニアックな醤油の世界を前編・後編に分けてご紹介していきます!
大醤直伝!意外と知らない醤油の作り方
そもそもみなさんは醤油の作り方を知っていますか?
なんとなーくでかい樽の中で大豆を発酵させて、いろいろ混ぜて、絞るんかな? というイメージでしょうか?
私もこんなに毎日口にしているのに醤油の作り方を知りませんでした。
醤油は、大豆、小麦、塩の3つの素材にこうじ菌による酵素の働きが加わって作られます。
メーカーによって醤油の味って全然違いますよね。
でも基本3つの素材はどこも一緒。
じゃーなんでこんなにも味が変わるのか不思議!
もちろん大豆や小麦の種類、塩加減も関係してきますが、一番の決め手はこうじ菌の種類なんです。
大醤では、河又菌(かわまたきん)という独自のこうじ菌を使っています。
▲河又菌
醤油の作り方は、
①まず蒸した大豆と焙煎した小麦を混ぜ、そこに種こうじ(こうじ菌)を加えます。
②大豆・小麦・種こうじがまんべんなく混ざったら、室(むろ)に入れてこうじを造ります。
③このこうじに食塩水を加え、約半年間熟成させてもろみを造ります。
④もろみを絞って加熱することで香り豊かな美味しい醤油ができあがります!
私たち日本人にとって欠かせない醤油は、手間ひまをかけ、時間をかけて私たちの食卓に届けられているんですね。
後編では大醤自慢の醤油や人気No.1のキムチぽんずについて詳しくご紹介します。
大醤の醤油を使った美味しい料理も紹介するのでお楽しみに!
次回のナカオマルシェは2月26日
大醤の醤油にも出会える次回のナカオマルシェは、2月26日(土)10:00〜12:00です!
場所は、堺市西区草部にある中尾食品工業株式会社敷地内です。
車で行く場合は、会場向かいにあるネオパティオ(パチンコ店)さんに無料で駐車できます。
大醤の醤油や中尾食品のこんにゃくはもちろん、いろんな美味しい食品に出会えるマルシェ!
今月のナカオマルシェにぜひ足を運んでくださいね。
(コロナウイルスの対応により出店する店舗が変更になる場合がございます。)
ナカオマルシェの詳細は、中尾食品のホームページやInstagramをチェックしてくださいね!
堺市中区草部715
TEL
072-273-4545
OPEN
毎月第4土曜10:00〜12:00
CLOSE
ACCESS
PARKING
無料
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