【SDGs】わたしたち母親が子どもの未来のためにできること〜ロスを減らそう編〜

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SDGsとは何か知っていますか?

 

SDGsについては、これまでに何度かママオアシスの記事やイベントでもとりあげてきました。

 

≪満員御礼≫ママオアシス史上最大イベント!谷口たかひささん「小4が分かる気候危機」×まるまりさん「食品添加物と自己肯定感」のコラボお話会@難波

学校では教えてくれない!バッタの大量発生、オーストラリア全土を襲った大火災の原因は・・・

使い終わったランドセルあなたならどうする?迷ったときはリユース(再利用)でエコ活しよう!

言葉は聞いたことがある(もしくは見たことがある)けど、どういうことかわからないという方のために説明しましょう。

 

調べると、こう出てきます。

 

「2030年までによりよい世界を目指す持続可能な国際目標」

 

この1文だけではどういうことかイマイチわからないですよね。

 

簡単にいうと、環境や飢餓など世界で起きているさまざまな問題への解決策を具体的にあらわしたもの。

 

なにやら、17のゴール(目標)があるのだそうです。

 

SDGs

 

ちなみに、これは2015年9月の国連サミットで掲げられたもの。

 

個人や団体問わず、一人ひとりが意識して取り組んでいくことが大切と考えられています。

 

目標が掲げられてから7年目をむかえ、日本では会社や飲食店などの取り組みとして浸透してきています。

 

SDGs

▲FANCLサステナビリティトピックスより画像引用

 

しかし、ご家庭ではどうでしょうか?

 

じつは、SDGsについて今から語ろうとしている私でさえ、最近まであまりよくわかっていませんでした。

 

そのときの胸中を言葉であらわすとこんな感じ。

 

 「会社の広報で見たけど、容器リサイクルやら、がんばってるんやな」

 

 「とりあえずグローバルな目標なんやってことはわかる」

 

 「広告でも見るけど、いろんなこと書いてあって頭に入ってこーへん」

 

 「SDGs(エスディージーズ)って読み方もわからんし、なんの流行語?」

 

など、まったく理解に追いついていない状態。

 

このときの私と同じ気持ちの方もまだいらっしゃると思いますが、そろそろ知らなくては「世間知らずレベル」です。

 

世間知らず

▲恋活婚活トレンド情報サイトハッピーライフより画像引用

 

日本の家庭でのSDGsの取り組みは、まだまだ遅れています。

 

このカギをにぎるのは、私たちの認知力と行動力。

 

そしてそれは大切な我が子の未来を守ることにつながるのです。

 

今回は、家庭でできるSDGsの取り組みの1つ「つくる責任つかう責任」を考えていきましょう。

 

SDGs〜つくる責任つかう責任〜

つくる責任つかう責任

▲日本ユニセフ協会SDGsクラブより画像引用

 

「つくる責任つかう責任」の大きな目的は、ロスを減らすことです。

 

ロスとは、まだ使えるのに捨てられてしまうもの。

 

ゴミ箱にモノを捨てるとき、まだなにかに使えないだろうか、一度立ち止まって考えてみてください。

 

まだ使えるのに捨てられてしまうもの

 

・要らないチラシやプリント

 

・着なくなった服

 

・子どもが使っていたおもちゃや自転車

 

・使わなくなった電化製品

 

・野菜の皮

 

・野菜やお肉を茹でただし

 

・しいたけのどんこや海老の殻

 

などなど・・・

 

実際に考えはじめると、これ以上にたくさん思い浮かぶでしょう。

 

こんな使い道が思いつきませんか?

 

① 紙や布はペーパータオルやふきん代わりに使えるのでは。

 

② リサイクルショップに出したら使ってくれる人がいるのでは。

 

③ 知り合いの人にあげると役に立つのではないだろうか。

 

④ 野菜の皮を育てている植物の肥料にする方法を調べてみよう。

 

⑤ お肉をゆでた「だし」でスープやみそ汁をつくったらおいしそう。

 

⑥ しいたけのどんこや海老の殻で旨味たっぷりの「だし」をつくって冷凍保存しておこう。

 

リサイクル

▲カットした不要な布をキッチンペーパー代わりに。

 

スープ

▲豚しゃぶのゆで汁を中華コーンスープに使用。

 

ゴミを分別することも大切ですが、まずは捨てる前にできることをやってみる。

 

最後まで使い果たして、本当に要らなくなってから捨てる。

 

そうすると、新しいものを買い足す機会も減る。

 

ゴミを減らすことにもつながり、節約にもなります。

 

食品ロス削減はだれにでもできること

フードロス

▲日本ユニセフ協会SDGsクラブより画像引用

 

食品ロス(フードロス)とは、まだ食べられるのに捨てられてしまう食品のこと。

 

たとえば、

 

・賞味期限が切れてしまったもの

 

・熟しすぎてしまった野菜やフルーツ、食べ残しなど

 

これらも食品ロスにあたります。

 

ここで知っておくべきなのが、日本のフードロスの現状。

 

少し前の情報になりますが、平成28年では、日本は年間643万トンのフードロスが出ています。

 

これは国民1人あたりお茶碗約1杯分が毎日捨てられているということなんです。

 

うちは子ども含め3人家族なので、お茶碗3杯分が毎日廃棄されているのですね。

 

これは勿体ない。

 

どうにかして1杯でも減らしたいところです。

 

家庭をもっていると、どうしても食べ残しや買いすぎなどが多くなりがち。

 

外食などでも、頼みすぎた経験はありませんか?


買うとき、作るとき、本当に必要かを一人ひとりが意識するだけで、ロスはだいぶ減ります。

 

トマト炒飯

▲熟したトマトと残り物のほうれん草のおひたしで作ったトマト炒飯

 

ゴミはどこへゆく

 

みなさんは、捨てたもののゆくえを想像したりしますか?

 

つくる責任、つかう責任

▲日本ユニセフ協会SDGsクラブより画像引用

 

私はしたことがありませんでした。

 

なぜなら、ゴミは自分にとって不要なもの。

 

つまり、使うアテがないものだから、記憶からほぼ抹消されていました。

 

今日いつなにを捨てたかなんていちいち覚えてはいません。

 

ゴミは毎週業者が集めてくれて、燃やしてくれるかリサイクルをしてくれる。

 

だから、ゴミの日だけは覚えとこう!

 

という自分の捨てたモノに対して完全なる無責任状態。

 

しかし、この燃やす代償の大きさを考えなくてはいけない時代なのです。

 

環境破壊、異常気象など身をもって感じているわたしたちは、なぜこうなってしまったのかを知らなくてはいけない時代に生きています。

 

私たちは、家族をつくり、子どもをつくり、あらゆるモノをつかって生活をしています。

 

つくる責任。

つかう責任。

 

この2つの重さを1番感じられるのは親である私たちなのではないでしょうか。

 

まずは知ること。

 

そして、できることからはじめること。

 

日々家事をこなす私たちが率先して考え実行するかどうかが、大切な人と生きる未来の行く末を左右するのです。

 

これを読んだあなたは子どもの未来を守れます。

 

だれかがするのを待つのではなく、

自分はどうするか。

 

SDGsはボランティアでもなく、寄付でもない。

 

自分たち家族を守る取り組みです。

 

ぜひ、これからは考えて行動してみてくださいね!!

 

 

 

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さいごに・・・!!

 

>>>日本ユニセフ教会提供の動画がこちらからご覧いただけます。

 

ご興味ある方は、お子さまと一緒にぜひ試聴してみてくださいね♪

この記事を書いたママライター

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