電車好き・ねこ好き必見!ねこ駅長がいる和歌山電鉄貴志川線で、のんびり電車旅@和歌山

天気がよい週末、あなたは何をして過ごしますか?
旅行に行きたいけれど・・・予約なんてしていないし、人の多いところはイヤだし。
天気がいいなら、屋内施設より外に出たいですよね。
そんなときは、和歌山電鉄「貴志川線」に乗って、のんびり電車旅はいかがでしょうか?
和歌山電鉄「貴志川線」、もともとは南海電鉄だった!
貴志川線は、和歌山市の「和歌山駅」から紀の川市貴志川町の「貴志駅」を結ぶ、約30分、14.3KMの短い路線です。
その昔、「貴志川線」は南海電鉄が所有していました。
関西人なら、名前を知っている人も多いのではないでしょうか?
廃線の危機にありましたが、岡山県にある、「岡山電気鉄道」が救ってくださり、現在の「和歌山電鉄貴志川線」なりました。
今では地元の人たちだけでなく、観光客もたくさん利用しています!
和歌山電鉄「貴志川線」の魅力
① かわいいラッピング電車
写真の電車は「たま電車」です。

いくつかのラッピング電車が走っており、子どもが楽しめる車両もあります。
内装にも、たくさんの「たま」がちりばめられています。
「うめぼし電車」という電車は、”水戸岡鋭治(みとおか えいじ)氏”のデザインによる、和歌山らしい電車。
車内にデザイン性があって、とってもおしゃれです。

▲うめぼし電車内(和歌山電鉄HPより)
ほかにも種類があり、全部で6種類あるそうです!
運休している電車もありますので、行く当日にどんな電車が走っているかは時刻表をチェックしてくださいね。
② ねこの駅長さん

▲「ごたま駅長」和歌山電鉄HPより
ラッピング電車にもねこがいたように、この路線のメインはねこです!
駅長さんは人ではなく、ねこちゃん!
ねこの駅長さんはすでに5代目になっていまして、現在の駅長さんの名前は「ごたま」です。
「たま」「にたま」「さんたま」……の、5代目というのが由来。
「ごたま」は終点の貴志駅、または中間点の伊太祁曽(いだきそ)駅に出勤しています。
また、マネージャー駅長という名の「よんたま」駅長さんは、貴志駅に出勤していますよ。
休みの日もありますので、必ず会いたい方は、事前に出勤日をチェックしてくださいね。
※「ニタマ」は2025年11月20日に永眠されました。ご冥福をお祈りいたします。
③ 風景でいやされる!
貴志川線に、快速なんてものはありません。
さらに、駅と駅の距離が短く、すぐに止まります。
車にも抜かされる貴志川線。
せっかちな方には不向きです(笑)
でも、子どもとのんびり過ごしたい! 風景にいやされたい! そんな方にはぴったりです。
和歌山駅から出てしばらくは住宅街の風景が続きますが、少し走ると緑豊かな風景に……

山や田んぼ、のんびりとした風景が終点まで続きます。
途中、変わった「案山子(かかし)」が並んでいたり、山を抜けたり、都会を忘れてゆっくり揺られていきます。
気づけば、あっという間に終点です。
貴志川線の終点「貴志駅」に着くと、ねこ駅長さんや、ねこの駅舎が迎えてくれます
貴志駅のホームには、たま神社があります。
ねこ型の駅舎のなかには、売店や「Tama Cafe」があり、そこでお茶タイムもできますよ♪

少し歩くと別のカフェもあるので、周辺の散策もおすすめです♪
1日乗車券も販売されています。
途中下車したり、当日運行している、すべてのラッピング電車に乗ってみるのも良いですね。
最近は海外からの観光客が多いですが、比較的空いているので座れます!
和歌山電鉄貴志川線は、初めての子どもとの電車たびにぴったりです。
電車好きの子どもには、駅員さんがやさしく話しかけてくれたりもしますよ。
ぜひ、かわいいラッピング電車に乗って、のんびり楽しんでみてくださいね!
今後、沿線で遊べるスポットも紹介していきたいと思っていますのでお楽しみに♪
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