だんじりに乗れる!岸和田だんじり会館@岸和田市
大阪には各地にだんじりがありますよね。
中でも岸和田だんじり祭は全国的に有名です。
だんじり祭レポートは以前コチラの記事でも紹介しましたが、今回は年中体験できる場所を紹介しますね。
太鼓を叩いたり鉦(カネ)を鳴らしたり、屋根に乗って大工方になりきったり。
大人も子どもも楽しめる
岸和田だんじり会館
ここには、数年前まで実際に曳かれていただんじりが保存・展示されています。
▲夜のだんじりには200個もの提灯が灯され、町をゆっくり練り歩く。
大型マルチビジョンで見るライブシアターや、専用メガネをかけて楽しむ3D映像は迫力満点。
秋を待たずに岸和田だんじり祭の熱気や躍動感を感じることができます。
▲毎年11月の日・祝日には、その年の「だんじり祭ハイライト」が放映される。
だんじりに乗ってみよう
ここに来れば誰もが祭りの主人公。
だんじりの上で大太鼓、小太鼓、鉦(カネ)を叩ける鳴り物体験や、大屋根の上で躍る大工方体験ができます。
大工方(だいくがた)は、走るだんじりの大屋根の上でリズミカルに躍る祭りの花形。
大屋根はなんと地上約4m!
足を滑らせないよう、屋根にはむしろが敷かれています。
だんじりは超立体的な彫り物で装飾されています。
息をのむほどの繊細さは、まさに芸術。
この彫り物と屋根をはずせば、4本の柱で作られただんじりの骨格が現れます。
それが左手前のもの。
大太鼓、小太鼓、鉦(カネ)の鳴り物で、だんじり囃子を奏でよう。
1人5分間体験できます。
大太鼓はこんなに太いバチで叩くんですね。
それもそのはず、こんなに大きな太鼓がだんじりに乗っているのですから。
やっぱりすごい、岸和田だんじり
大阪には至るところにだんじりがありますよね。
ではいったいどれだけの数のだんじりがあるのでしょう?
答えはこちらをご覧ください。
堺もなかなかの数ですが、岸和田が群を抜いています。
岸和田だんじり祭は、五穀豊穣を願う、江戸時代中期から300年余の歴史を紡ぐ伝統的なお祭りです。
今は土日に開催されますが、下のポスターを見て分かるように以前は9月14日・15日に固定されていました。
平日にかぶるときは、近隣の小・中学校は休校になったものです。
▲無料で楽しめる1階のコミュニティホールには歴代のポスターが展示されている。写真右は昭和55年!
ちなみに、岸和田市の人口は約20万人。
そして、祭りの日には毎年40万人~60万人の観光客が岸和田市を訪れます。
つまり、だんじり祭の日には市の人口は普段の2倍以上に膨れあがるというわけです。
すごいですよね。
とにかくここに来れば、岸和田のだんじりがいかにすごいのか肌で感じることができます。
平日は比較的空いているので、小さなお子さんと行っても気兼ねなく楽しめますよ!
ベビーカーの貸し出しもあります。
すぐ近くには岸和田城や、キレイに整備された二の丸広場があります。
二の丸広場の中には、岸和田城が一望できるイタリアンレストランもありますよ。
もちろん子連れOK!
祭りはまだまだですが、ぜひ岸和田観光を楽しみに来てくださいね。
【岸和田だんじり会館】
場所
岸和田市本町11-23
アクセス
南海本線「岸和田駅」より徒歩13分、「蛸地蔵」駅より徒歩7分
開館時間
10:00~17:00(入館は16:00まで)
閉館日
月曜日(祝祭日の場合は開館)、年末年始
電話
072-436-0914
駐車場
市営駐車場有(2時間まで200円、以降1時間100円)
入館料
大人 600円
小中学生 300円
※AEONカードかJAF会員証提示で200円割引
※岸和田城天守閣と自然資料館の3館共通チケットは700円とお得です。