【タイ名物！】西遊記「孫悟空」のモデルとなった、タイの英雄「猿神 “ハヌマーン“ 」のパペットショーでタイの伝統を感じる＠バンコク

こんにちは。タイ・バンコク在住のライターSHINOBUです！

バンコクや子育てが楽しくなるプチ情報をバンコクからお伝えしています。

今回は、タイの英雄「猿神 “ハヌマーン“ 」の伝統パペットショーの魅力をご紹介いたします♪

西遊記「孫悟空」のモデルとなった「猿神 “ハヌマーン“ 」の伝統パペットショー

「猿神 “ハヌマーン“ 」はご存じでしょうか？

日本ではあまりなじみがないですよね。

「ハヌマーン」とはインド神話に登場する猿族のひとりです。

▲西遊記「孫悟空」のモデル「猿神 “ハヌマーン“ 」

叙事詩『ラーマーヤナ』でラーマ王子の妻を助けた英雄として描かれています。

西遊記「孫悟空」のモデルになった猿神といったほうが、分かりやすいですね。

インドにルーツがあるタイ王国では、「ハヌマーン」は英雄として崇められています。

寺院には壁画が飾られ、いろんな場所で「ハヌマーンショー」が行われているんですよ。

あやつり人形をつかった「猿神 “ハヌマーン“ 」のパペットショー

パペットと聞くと手にはめる人形を思い浮かべますが、「猿神 “ハヌマーン“ 」のパペットショーではあやつり人形を使用。

このあやつり人形は1体を3人で動かします。

そして、動かしている人々は人形と同じ動きをするんです。

▲猿神「ハヌマーン」のパペット

人形が飛ぶときはに人が一緒に飛び、人形が踊るときは人も一緒に踊ります。

それも、3人が同じ動きをするのです。

なにより驚いたのは、この人形を動かしているのは子ども達ということ！

すごいですよね♪

お寺で行われる「猿神 “ハヌマーン“ 」のパペットショーは入場料無料

「猿神 “ハヌマーン“ 」のパペットショーはお寺で行われるため拝観料は無料、すべて寄付で行われています。

毎週末、14:00から1回のみの開催です。

最初のあいさつで「このパペットショーは金持ちも貧乏人も平等に見られるショーです」と話していたのが印象的でした。

貧富の差が激しい、タイならではの考えだと思います。

見どころはハヌマーンと鬼トッサカンの対決！

パペットショーの内容は、ハヌマーンがラーマヤナの妻を助けに行き、巨鬼の親分トッサカンと戦う場面。

ハヌマーンはあやつり人形ですが、巨鬼のトッサカンはあやつり人形に扮した人間が演じます。

もちろん、鬼トッサカンを演じているのも子どもです。

▲パペットに扮した鬼トッサカン

とても面白い発想ですよね。

舞台の端から端を動き回り、アクロバティックな戦いがくり広げられます。

▲ハヌマーンvsトッサカン①

セリフはありませんが、動きだけで十分内容が分かる「猿神 “ハヌマーン“ 」のパペットショーは見ごたえ満載。

▲ハヌマーンVSトッサカン②

子ども達が全力で演じる「猿神 “ハヌマーン“ 」のパペットショー！

ぜひ、タイにお越しの際は見にきてくださいね。

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