【次回 2月4日(日)開催】知ってる?堺市にビーチがあるって!「堺浜自然再生ふれあいビーチ」でビーチクリーン活動に参加しよう@堺市堺区
堺市にも「ビーチ」があるのをご存知でしょうか?
今回は堺市にある人工ビーチ「堺浜自然再生ふれあいビーチ」についてご紹介します。
▲ 2023年8月の風景
海から発展してきた堺市
「ものの始まり何でも堺」という言葉を聞いたことはあるでしょうか?
堺市は、中世の時代に世界の最新情報や世界各国の製品が堺の港に入り、商業都市として栄えたと言われています。
▲(公社)堺観光コンベンション協会公式サイトより
そして、明治39年(1906年)に「浜寺海水浴場」が開設。
▲大阪府公園デジタルアーカイブより
昭和37年(1962年)まではリゾート地や別荘地がにぎわい、どんどん発展しました。
観光客が堺の海を訪れ、多くの人に愛されたのです。
▲大正3年海水浴場内に会場ステージが設置されました
実家の近所に住むおばあちゃんが「堺市は、東洋一の海水浴場があったね」と、よく思い出話を聞かせてくれたものです。
高度経済成長から再び海辺の再生へ
日本の高度経済成長にともない、臨界工業地帯が作られるため「浜寺海水浴場」は閉鎖されることになりました。
▲(公社)堺観光コンベンション協会公式サイトより
臨海工業地帯はその後、経済発展に大きく貢献。
「堺市が持続的発展を目指すために、臨海部が持つ環境特性やポテンシャルを活かし、社会貢献活動などの課題や要望に応えていかなければならない。」
そう言われながら、現在に至ります。
▲ACより
持続的発展を目指し、「堺浜自然再生ふれあいビーチ」が誕生
臨海部には「環境特性や可能性を活かすことが重要」という課題がありました。
そんな中、平成25年(2013年)4月に大和川河口域の自然再生を目指して「堺浜自然再生ふれあいビーチ」が誕生。
看板が示すように「堺浜自然再生ふれあいビーチ」は、水質の浄化や生物多様性の実験の場とされています。
「堺浜自然再生ふれあいビーチ」は海辺の散策や夕陽を楽しむスポットにも活用
残念ながら、夏場は大腸菌が繁殖し、海水浴はできません。
しかし、海辺の散策やペットの散歩に「堺浜自然再生ふれあいビーチ」を訪れる人が多く見られるのです。
また、夕陽が沈む様子はとても綺麗なんですよ。
季節の良いときに、波の音を楽しむと共に一度訪れてみて下さい。
めざせ!より良い堺。堺市基本計画2025で活性化が期待される堺浜エリア
堺市では2021年に「5年間で重点的に取り組むべき目標」として「堺市基本計画2025」を示しました。
堺浜エリアの計画は「海辺で多様なアクティビティを楽しめる、レクレーション拠点」となることです。
「堺浜自然再生ふれあいビーチ」の現状
それでは、「堺浜自然再生ふれあいビーチ」の現状はどのような状況なのでしょうか。
こちらは、2023年4月の「堺浜自然再生ふれあいビーチ」の様子です。
ゴミと流木の嵐です。
季節や天候により漂着具合も異なりますが、堺市が目指す多様なアクティビティを行う場所とは、全くかけ離れていますよね。
堺浜ビーチクリーンが開催されています
ゴミと流木が溢れる「堺浜自然再生ふれあいビーチ」ですが、アドプト・シーサイドプログラム認定団体による「「ビーチクリーン活動」が毎月行われているのです!
わたし「ライターじゅんりん」はじめ、「ライター くみみん」や「ライター ミニー」は、ビーチクリーン活動に積極的に参加をしています♪
堺浜マイクロプラスチックカフェが運営する「堺浜ビーチクリーン」にお気軽にご参加下さい
堺浜ビーチクリーンは、基本的に「毎月第一日曜日の午前中」に活動をします。
ビーチクリーン活動はどなたでも参加可能です。
活動時間はだいたい午前9時から正午12時頃まで。
途中参加・途中解散は自由ですので、お気軽にご参加ください♪
また、ボランティアゴミ袋の無償配布もしています。
ぜひInstagramもチェックしてみてくださいね!
続編では「堺浜ビーチクリーン活動が始まったキッカケ」の紹介記事を予定しています。
気になる方は、お見逃しなく♪