フードロスやゴミ問題に取り組む中津のオーガニック食材量り売り専門店「WAKKA(ワッカ)」@大阪市北区

中津には、アップサイクルをテーマにリノベーションした共同アパート「UPCYCLE中津荘」があります。

以前、記事でUPCYCLE中津荘にある「なかつもり」についてご紹介しました。

↓以前紹介した「なかつもり」の記事はこちら↓

中津で困ったらここ！地域の案内や人とつながれる関係案内所「なかつもり」@大阪市北区

今回は、同じUPCYCLE中津荘の一階に入っている「WAKKA(ワッカ)」をご紹介します。

ワッカの店内には厳選されたオーガニック商品がいっぱい！

店内のインテリアは無駄がなく、すっきりとしています。

なんと、棚やテーブルなどの家具は、リサイクルをして活用しているものもあるんだとか。

おしゃれで雰囲気ある店内のインテリアもチェックしてみてくださいね♪

商品は、オーガニックの豆やオイル、ドライフルーツ、無農薬野菜といったものがずらりと並んでいます。

なかには、他のオーガニック専門店では売ってないようなめずらしい商品も置かれていますよ。

商品を見るだけでも楽しくて、あっという間に時間が過ぎてしまいますね。

▲塩や粉類も豊富

ワッカでは、食材だけではなく手作り雑貨も販売しています。

モロッコ製のおしゃれな雑貨は、食卓が華やかになりそうですね。

ワッカは、オーガニック食材を量り売りで販売しているお店です。

20gから商品を購入することができ、粉類やオイルのような液体も量り売りしてもらうことができますよ。

▲体によさそうなオイルも種類豊富！

使いなれていない食材やスパイスを、使いきれなくて賞味期限が切れてしまった経験はありませんか？

量り売りなら使う分だけ購入できるので、フードロス削減にもつながります。

また、めずらしい食材や試してみたいスパイスを少量から購入できるのもありがたいですよね。

ワッカの量り売りは持ち帰り専用の容器を持っていくのがおすすめ！

量り売りの方法は、店内に用紙が貼られています。

▲店内に、はかりが2ヶ所に置かれています。

商品を購入するときには、持ち帰り用の使い捨てできない容器を持っていくといいですよ。

ジップロックなどビニール袋は使い捨てになってしまうので持ち込むことはできません。

ビンやタッパーなどがおすすめですよ。

「持ち帰り用の容器を持っていない！」　という場合でも大丈夫です。

バックや瓶などの販売もされているので購入をおすすめします。

ワッカをオープンするきっかけは日本の環境問題やフードロスを良くしたいという想い

ワッカのオーナーのジャズーリ陽子さんにワッカオープンの経緯を伺うことができました。

オーナーは、モロッコ出身の旦那さんとモロッコ料理のレストランを経営しながらワッカを営んでいます。

旦那さんの故郷に何度も訪れているオーナーは、モロッコの自然豊かな環境に対し、日本のゴミの多さに衝撃を受けたのです。

特に、日本のプラスチックゴミの多さは、想像以上でした。

その原因の１つが、過剰包装しすぎることだとわかります。

日本では、なにかを買うたびに容器に入れて、さらにそれを包装しているのです。

▲家に帰るとすぐに捨ててしまうものなのに…。

また、日本ではフードロスも問題になっています。

このような日本とモロッコの環境の違いを体感し、環境問題に関心を持つようになりました。

そして、これからの未来、子どもたちのために環境問題に取り組んで行くべきだと感じたのです。

そんななか、UPCYCLE中津荘とご縁を頂き、お店を開くことが決まりました。

お店をオープンするにあたり、少しでもゴミやフードロスを減らすにはどうすればよいかを考えたそうです。

そこで思いついたのが、持ち帰るために容器を持ってきてもらったり、商品を量り売りにしたりすることでした。

持ち帰り容器にすれば、過剰な包装は減りゴミの削減につながる。

量り売りにすれば、必要な物を必要な分量だけ購入できるからフードロス削減につながる。

これらが環境活動にもなると考え、ワッカをオープンしたのです。

WAKKA(ワッカ)という店名には、「輪っかのようにいろんなものが循環していく社会になるように」という願いをこめられています。

環境問題に詳しいオーナーさんとおしゃべりをしながら買い物するのは、勉強にもなるし楽しいですよ！

ぜひ中津に立ち寄った際には「WAKKA(ワッカ)」に行って商品を購入してみてくださいね。