秋祭り「ふとん太鼓」レポ

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秋だというのに日中はまだまだ夏のように暑い日が続きますね。

秋といえば、秋祭り

 

あっきーさんが岸和田のだんじりのことを書かれていましたが、河内地域も負けていません!

 

9月から10月にかけて各地で行われる地車祭です。

 

私の住んでいる地域は、町会ごとに地車があり、だんじりやふとん太鼓が地車庫で年に一度の晴れ舞台を待ち望んでいます。

 

もちろん、我が町会もありますよ

 

ふとん太鼓です!!

 

 

先日、ふとん太鼓の入魂式があったので家族みんなで参加してきました。

 

ふとん太鼓を新しくすることは数十年に一度ということなので、おそらく一生に一度の体験です!

 

 

入魂式?

 

ふとん太鼓???

 

大阪の方はおなじみかと思いますが、ほかの地方出身の方には謎なワードですね。

 

神奈川出身の私がネットの力を借りて説明させていただきます。

 

 

入魂式とは

 

ふとん太鼓やだんじりを新調した際や、大幅に修繕した時に行う儀式。

 

神社の神主さんに、無事にお祭とふとん太鼓の曳航が出来るように「安全祈願」のお祈りとお清めをお願いします。

 

 

ふとん太鼓とは?

 

岸和田のだんじりは全国区なのでご存知な方も多いと思いますが、ふとん太鼓はだんじりと見掛けがかなり違います。

 

ウィキペディアによりますと。

 「正方形の巨大な布団を屋根にあたる部分に逆ピラミッド型に積んだ太鼓台」と書いてあります。

 

 

なんのこっちゃ?

 

 

というわけで、こちらが新調され、本日お披露目されたふとん太鼓です!

 

たしかにふとん?らしきものが乗っています。

 

祭壇越しなので少しわかりづらいかもしれません。

 

では、後姿も

 

 

こちらのほうが全体が分かりやすいですね。

 

 

 

私的にツボなのが、前面の狛犬です。

 

とっても可愛らしい狛犬が飾ってありました。

 

彫り物は繊細で写実的に造ってあるイメージがあったので、ちょっとびっくりしました。

 

 

 

 

 

そして、ふとん太鼓の大きな特徴といえるこの布団。

 

 

人が乗れるんです!!

 

お祭本番は指示係が乗り込み、ナビゲートします。

 

ちなみに乗っているのは解体中の主人です。

 

今日はふとん太鼓の組立てから解体までがんばってくれました。

 

 

ふとん太鼓は太鼓台なので、太鼓が積んであり、本番のお祭では子ども達が乗り込み、太鼓を叩き歌いながら町内をまわります。

 

そして、おひねりを頂くと三三七拍子を叩きます。

 

地元のおじ様の中にはとても厳しい方もおられ、揃わないとやり直しをさせられることもあるそうです。

 

 

 

さて、ふとん太鼓のお披露目が終わったので

 

入魂式です。

 

神主さんが、地車に魂を入れるために祝詞をあげます。私も初めて知りましたが、「入魂式」の中にはいくつもの儀式があるようで、それぞれ違った祝詞をあげていました。

 

最初の御霊鎮め(みたましずめ)だけ聞き取れましたが、あとはよく聞こえず…

 

粛々と式は進み、最後に町会の重鎮たちが玉串を捧げ、無事に「入魂式」が終わりました。

 

 

 

 

あとは来月の本番を待つだけです。

 

この時期、どこの町会会館でも秋祭の太鼓やお囃子の練習の音が聞こえます。

 

うちの子は6年生なので今年で最後です。寂しいですが、最後の太鼓演奏がんばってもらいたいです。

 

私の生まれ故郷は新しい街なので、地車祭のような伝統行事がなく、このように受け継がれていく文化の継承に少しでも関わることができた事をうれしいなと思う「入魂式」でした。

 

 

お祭情報

萩原神社

10月78日秋祭り

地元の町会の地車が、順番に萩原神社へ宮入りします。

境内では獅子舞保存会の方が獅子舞を演じ、出店で賑わいます。

萩原神社のホームページはこちら

堺市全体のだんじりやふとん太鼓の情報はこちら

 

 

910月はあちこちで地車を見ることが出来ます。

 

ぜひ、お近くの神社に行ってみてはいかがでしょうか?

この記事を書いたママライター

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