今年は土曜日!12月14日は泉州の奇祭「やっさいほっさい」で無病息災を願おう!
令和元年、今年も残すところ数日!
今年も堺市指定無形民俗文化財である熱いお祭り、泉州の奇祭「やっさいほっさい」が開催されます。
2018年の様子はこちら↓
場所は、堺市西区にある石津太(いわつた)神社。
日時は、毎年決まって12月14日!
なんと2019年は12月14日が土曜日です。
土曜開催はうれしいですよね。
▲やっさいほっさいが開催される石津太神社
石津太神社ってどんな神社
石津太神社は、蛭子命(ひるこのみこと)という戎神をまつっています。
社伝によると、昔この場所は浜で、そこに蛭子命が舟で漂着しました。
そのとき火を起こして体を温めたという伝説にちなんで、火祭が行われるようになったようです。
一説によれば、そのときこの地に蛭子命が五色の神石を置いたことから、「石津」という地名がついたとか。
ちなみに、全国の神社一覧『延喜式神名帳』によると、同社は物部氏一族(石津連)の氏神と伝えられています。
▲これがその五色の石で、神社前にあります
さて、日本最古の戎神社とされる石津太神社には、一の鳥居と二の鳥居があります。
一の鳥居は堺市内最古の鳥居のひとつといわれています。
▲一の鳥居と二の鳥居
この二つの鳥居と、北本殿、南本殿、馬道(めどう)が二つある拝殿は、堺市指定有形文化財です。
そんな石津太神社には、10月の秋祭りで6台のふとん太鼓が奉納されます。
堺市内では、百舌鳥八幡宮に次ぐふとん太鼓の数です。
▲奥に石津太神社があります
やっさいほっさいに行こう!
当日は朝から神事が行われています。
▲タイムスケジュールはこちら
メインイベントの火付け神事は20時から。
19時くらいから人が集まり始め、20時には大きな炎が天高く登ります。
21時頃から火渡り神事が行われ、その後火がおさまってからその上を渡ることができます。
やけどには十分注意してくださいね。
その後、燃え残った炭を持ち帰ることができます。
この炭には厄除けや無病息災などの効果があるといわれています。
ぜひ、アルミや缶、お箸を持参してお家に持ち帰りましょう!
ちなみに15時ごろから厄除けぜんざい(200食)も振舞われますよ。
みなさん、家族そろって奇祭を見に来ませんか?
寒い冬だからこそ、熱い炎で寒さを吹き飛ばし、厄除けや家族の無病息災などを願いましょう。
【石津太神社】
ADDRESS
堺市西区浜寺石津町中4丁12-7
ACCESS
南海本線「石津川駅」下車徒歩5分
阪堺線「石津駅」下車徒歩5分