本日ノーベル賞授賞式!世界最大級の化学祭典「化学の日子ども化学実験ショー」はこんなにおもしろい!
みなさん、知っていますか?2019年、ノーベル賞を受賞した日本人を!
それは化学賞を受賞した吉野彰さんだけなんです!!
そして今日はスウェーデンのストックホルムで受賞式!
化学、今話題です…!!
日常生活には化学がいっぱい
化学と聞くと、難しい…など思う人もいるはず。
でも実は、毎日の生活の中で当たり前のように化学反応を体験しているんですよ!
お湯が沸くことも電気がつくことなどなど…
子どもは「なぜだろう?」と好奇心がいっぱいです。
詳しくわからなくても、楽しい体験をしておけばいつか自分で勉強するようになったとき過去の体験がつながります。
わが家も楽しい体験をするために、神戸で開催された「化学の日子ども化学実験ショー」に参加してきました。
毎年開催されているイベントなので、その魅力をお伝えしますね!
10月23日は化学の日
この化学の日に近い週末、関西で小学生や幼児を対象とした「化学の日子ども化学実験ショー」が開催されました。
2019年の会場は神戸国際展示場。
過去には大阪でも開催されています。
ちなみにこのイベント、関東では夏休み期間中に開催されています。
ところでなぜ、10月23日が化学の日なの?
ちょっと話が難しくなりますが…
世の中に存在する物質はすべてとても小さな粒子からできています。
化学では「モル」と言う単位を使って物質の話をします。
1モルの物質中には粒子が6.02×10の23個集まっていて、これを「アボガドロ定数」と呼びます。
この数字をとって、2013年、日本では10月23日を「化学の日」、10月23日を含む週を「化学週間」と制定されました。
日本以外にも「モルの日」という形でも設定されています。
日本最大級の化学祭典を体験!
話がそれましたが、実際わが家が体験したブースを紹介します。
今回、大学や企業による17のブースが出展されていました。
この中で、予約が必要(当日現地にて)なブースは2つのみ。
あとは自由参加なので、並べば体験できます。
そして、嬉しいことにこのイベント、入場無料です!
対象は未就学〜小学生と小さなお子さんも楽しめますよ。
会場に着いたのがお昼12時過ぎだったため、体験したいと思っていた旭化成のブースは予約済みで体験できませんでした。
ノーベル化学賞を受賞された吉野さんが旭化成名誉フェローだったのもあるのかなぁ…
▲参加したかったけど残念
キラキラ万華鏡と不思議な筒をつくろう!
住友化学株式会社主催のブースでは、簡単な工作をします。
万華鏡は、こんな色見えた!など楽しそうでしたよ。
不思議な筒も、ふぅ〜んこうなってるんだ! とおもしろそうです。
カラフルビーズをつくろう
株式会社ダイセル主催のブースでは、白衣を着て保護メガネをかけ、実験している感覚あり!なビーズ作りをします。
遠目から見ていましたが、兄はしっかり説明を聞いてどうやってビーズを作るのかを後から教えてくれました。
マイペットボトルをつくろう
三井化学株式会社主催のブースでは、自分だけのペットボトルフィルムを作ります。
シュリンクフィルムの仕組みを学んだ後、実際にフィルムに絵を描いて、熱を使ってペットボトルに貼り付けます。
このペットボトルはもちろん、帰ってからお茶を入れたりして使えます。
▲ドライヤーで熱をかけてペットボトルにフィルムをくっつけます
消えた絵を熱で出そう
和歌山大学主催のブースでは、透明の魔法の水で描いた絵を、熱を使って浮かび上がらせます。
魔法の水はおうちでも作れるものです。
▲透明の魔法の水でろ紙に絵を描きます
この他にもいろいろ楽しい実験を体験!
どの実験も楽しかったそうです。
自分で作ったものはお持ち帰りできるので、家に帰ってからも楽しめるのがいいですね!
疲れた時は休憩しよう
このイベントでは、休憩スペースも用意されています。
飲食も可能で、席は十分なくらいあるので、お昼ごはんを食べたりもできますよ。
軽食の販売もされています。
子どもも楽しいですが、大人もとても楽しいですよ〜。
子ども以上に私が楽しんでいたかも…
来年の化学の日には、こどもと一緒に参加してみませんか?
新しい発見があるかもです!