息子たちがサンタクロースから卒業した話。
はじめに・・・まだ夢を抱いている子どもにはこの記事が目に触れないようご注意ください。
2024年のクリスマス、我が家の息子たちがサンタクロースから卒業した話をします。
サンタクロースは存在する派かしない派か。
あなたはいつサンタクロースを卒業しましたか?
はじめからサンタクロースの存在を信じていなかった人もいるだろうし
「パパとママがサンタクロースやで」と物心ついたころから教え込まれた人もいるでしょう。
わたし自身は、サンタクロースは絶対存在する派の子どもでした。
幼いころは毎年クリスマスの朝に枕元に置いてあるプレゼントに目を輝かせたものです。
しかし小学校高学年になってくると、まわりの友だちから「サンタクロースは両親説」を聞くようになります。
そして、わたしと同じくサンタクロースは絶対存在する派だった友だちから衝撃の話を耳にしました。
「クリスマスプレゼントのラッピングがハローマックやった。サンタはお父さんとお母さんやった・・・」と。
ハローマックと聞いてピンとくる人はどれくらいいるでしょうか。
わたしが子どものころは、“トイザらスは都会のおもちゃ屋さん”。
“ハローマックは地元のおもちゃ屋さん”だったんです。
サンタクロースがハローマックでおもちゃを調達するわけない。
友だちから衝撃の話を聞いた翌年、なんの音沙汰もなく、わたしの元にサンタクロースは来なくなりました。
クリスマスの思い出が楽しいものであり続けますように。
わたし自身のサンタクロース卒業はなんともさみしいものだったんです。
親となり、自分の子どもにはクリスマスが楽しい思い出であり続けてほしいと思いました。
毎年、トイザらスのクリスマスカタログが家に届いたら子どもたちの欲しい物リサーチが始まります。
こっそり買いに行き、家に隠せないときはギリギリまで実家でブツをかくまってもらいました。
クリスマスイブの夜中、眠たい目をこすりながらツリーの下にセッティング。
クリスマスの朝、なんとも白々しく「サンタさん来てくれたでー!」と子どもたちを起こすのです。
欲しい物が手に入ったときの子どもたちの笑顔はたまらなくかわいいですよね。
プレゼントの要求内容が卒業のきっかけ。
我が家の息子たちは現在12歳(小6)と10歳(小4)です。
長男はあまり物欲がないもので、プレゼントを決めるのはいつもスムーズ。
ややこしいのは次男です。
2024年のクリスマスは「シャインマスカットボンボンをボックスでお願いする(大量にほしいという意味)」と言われました。
このシャインマスカットボンボンというのが、巷ではなかなか手に入らないレアなグミなんです。
▲次男は一度食べたことがあり、記念に袋を残しています。笑
希少価値が高いゆえ、◯マゾンでは1袋9840円というお値段で出ていたことが。
※決して大きなグミではありません、1袋8粒入りです。
「サンタは食べ物届けてくれへんで」と言うと、
「じゃあ、俺、弟がほしい!」とびっくり仰天の返事が。
『どう頑張ってもクリスマスに産み落とされへん・・・』
「サンタが届けてくれるのはおもちゃ系やで!」と伝え、サンタクロースに手紙を書かせると
今度は手に入りにくいレアなポケモンカードの注文が。
この子の要求に応えるのはもう限界!!
これが卒業を決意した理由です。
サンタクロースの正体は明かさず、夢の存在のままで。
卒業と同時に、正体を明かすのか、それとも隠し通すのか。
わたしは後者を選びました。
クリスマスプレゼントに手紙を添えて、無事に卒業です。
ここで注意することは、正体を明かさないなら手書きにしないこと。
すぐバレちゃいますから。
ちなみに手紙を読んだ息子たちの反応ですが、「来年からサンタさん来てくれへんのかぁ」と少し寂しげでした。
どんなカタチであれ、“卒業は寂しい”ということに変わりはなかったですね。笑
あなたはどんなクリスマスを過ごしましたか?
卒業エピソードがあれば、ぜひコメントで教えてくださいね。