2024年秋は10月4日から開催!人・モノ・コトが出会うミライにつながる社会実験イベント「いずみがおかつながるDays」@泉ケ丘ひろば専門店街
あなたは、堺市の泉ケ丘駅に直結している泉ヶ丘ひろば専門店街を訪れたことはありますか。
泉ヶ丘ひろば専門店街では、よくあるマルシェやイベントとは一味ちがう「いずみがおかつながるDays」という取り組みが、毎年春と秋に2回開催されています。
この記事では、「いずみがおかつながるdays」についてご紹介します。
「いずみがおかつながるDays」って?
「いずみがおかつながるDays」は、南海電鉄が主催をし、NPO法人SEINが事務局を務めています。
泉ケ丘駅周辺エリアが「日常的に賑わいのある風景」となることを目的としたイベントで、2017年から継続して開催されているんですよ。
「いずみがおかつながるDays」の最大の持ち味は、多様な人や企業が共に考え実践する社会実験の場としているという点です。
「いずみがおかつながるDays」は多種多様な楽しみ方ができる
「いずみがおかつながるDays」では、雑貨・食品・ワークショップがあり、楽しみ方はさまざまです。
ここで、2024年春の開催の様子を見てみましょう。
雑貨の販売
春の花々の雑貨やハニワの小物が売られていました。
食品の販売やワークショップ
焼き菓子、キッチンカーやアクセサリーのワークショップもバラエティに富んでいます。
「いずみがおかつながるDays」は、さまざまなお店の出店で賑わっていました。
▲画像はInstagramより引用
他のマルシェやイベントとはちがう「いずみがおかつながるDays」の特長
ところで、多様な人や企業が共に考え実践する社会実験の場とは、どういった意味なのでしょうか?
その答えは出店者側にありました。
「いずみがおかつながるDays」では、「プランナー」という名の出店者を開催ごとに募集しています。
プランナーは、ただ単に自分の好きなものを表現して出店するだけではありません。
プランナーは、泉ケ丘駅周辺エリアが、より使いやすく生まれ変わるための「やってみたい!」を企画、立案し出店を実行するのです。
また事務局では、プランナーたちのカードを作成しています。
▲2017年プランナー一覧
今回取材したNPO法人SEIN代表の宝楽陸寛(ほうらくみちひろ)さんは、「プランナーをタレントのように彩り、イベントを盛り上げているのです」と教えてくださいました。
▲NPO法人SEIN代表の宝楽陸寛さん
「いずみがおかつながるDays」はプランナーの魅力を引きだし、その後に繋げます
「いずみがおかつながるDays」がプランナーの「やってみたい!」を実現し、魅力を引きだした事例はいくつもあります。
「いずみがおかつながるDays」出店が生きがいとなったご婦人
取材をする中で印象に残った方がいました。
「つるの手編みのご婦人」です。
▲取材時に頂いた資料より
ご婦人は、蔓(つる)を原料としてかごバッグや花活けといった作品を自宅で手編みされていました。
田舎から泉北へ引っ越してきて「いずみがおかつながるDays」を知り、出店を試みます。
「いずみがおかつながるDays」がキッカケとなり、多くの方に商品を手に取ってもらい毎回売り上げトップレベルの実績をあげているんだとか。
「いずみがおかつながるDays」は、地域に暮らす人の生きがいをも生んでいるのですね。
「いずみがおかつながるDays」が活動の幅を広げたキッカケになったコーヒー屋
また、創業70年を超えるmikiya coffeeは、仁徳天皇陵の近くに実店舗を構えています。
mikiya coffee堺店のキッチンカー活動も「いずみがおかつながるDays」が始まりでした。
▲mikiya coffee キッチンカー
「いずみがおかつながるDays」への出店は、プランナーの大きな新しい一歩を後押ししているのです。
「いずみがおかつながるDays」の繋がりから誕生したストーリー
「いずみがおかつながるDays」の出店を通して、出店者同士の繋がりから現在の活動に繋がった事例もいくつかあります。
そのひとつが、ママオアシスでも記事になっている「誰もが無料で使えるDIY工房・DIYのいえ」です。
【DIY初心者必見】子連れで行ける利用無料のDIY工房知ってる?レンタルスペースとしても使える「DIYのいえ」@堺市南区茶山台
「いずみがおかつながるDays」の初回から何度も出店をしていたDIYのいえ。
2017年11月に同じく「いずみがおかつながるDays」の出店で出会った大阪府住宅供給公社さんとのコラボレーションを果たして茶山台団地にDIY工房をオープンされました。
DIY工房は、地域の高齢者のコミュニケーションの場でもあり「いずみがおかつながるDays」の理念にぴったりの展開をみせています。
プランナーは、地域の未来のことを想定しながら「繋がる」を実行していくのです。
「いずみがおかつながるDays」であなたも地域活性を目指しませんか?
ここまで「いずみがおかつながるDays」について紹介してきましたが、2024年秋にも開催されます!
10月は4、5、6日と11、12、13日の計6日間の開催予定です。
※2024年秋は、広場が工事中のため、専門店街でのみのイベントとなります。
秋の出店者は、食品や雑貨はもちろんのこと…
▲米粉パンのお店
地域で居場所作りをおこなっている市民グループや、行政の子育て支援課も出店。
▲写真はHPのプランナーカードより引用
開院が迫ってきた近大病院、主催の南海電鉄も出店しますよ。
「いずみがおかつながるDays」は、まさに多様な人が集まり繋がって、泉ケ丘駅周辺の活性化を目指すイベントとなっています。
一度イベントに足を運び、次回は春にプランナーとして出店を検討してみるのも良いのではないでしょうか。
年が明けたら、春のプランナーの募集が始まるそうですよ!
▲出店者集合写真
泉北に住んでいなくても、何かに挑戦したい方、1人ではなく繋がりを持ちたい方、イベント開催や地域活性に関心のある方にオススメです。
▲地域との繋がり、素敵なエネルギーですね。
「いずみがおかつながるDays」では、スタンプラリーもあるので、ぜひお子さまと一緒にまわってみてくださいね!
ぜひ足一度を運び、その感想をコメントでもお聞かせください!