【参加者必読!】手作り味噌に事件発生!? 天敵「カビ」を退治して好みの味へ育てよう!
どうも、今年3月のOasis Cafe「平成最後の味噌づくり」で講師をした、ライターのもっちゃんです。
このオアシスカフェでは、自分たちで作った味噌を持ち帰りました。
2ヶ月の間に令和になって、暑いくらいの気候になりましたが、まだ自宅で寝かせているところです。
味噌のその後の様子が気になったので、参加したママ達に様子を聞いてみたところ…
味噌達にある変化が!?
愛情込めて仕込んだ味噌を見てください。
▲白いポツポツ、と下の方にモヤモヤ。
▲真ん中あたり、黒いポチ。
そう! カビが生えてきちゃいました!!
白いのや黒いのがいくつかあります。
(1枚目の写真、下の方のモヤモヤは酵母かな。)
実は、ジップロックでの味噌仕込みは、味噌の総量が少ないので空気に触れやすく、大量に仕込むよりカビが生えやすいのです。
カビって空気中のいたるところにいるから、どれだけ気を遣っても生える時は生えます。
ちなみにもっちゃんが自宅で大量に仕込んだ8kgの味噌、こちらもやられていましたーー!
▲フチに沿って何種類かのカビが…ここ数年でピカイチ。
なかなか防ぎようのないカビですが、カビが生えたからと言って諦めないでください。
これぐらいなら十分リカバリー可能ですよ!
カビを取ってリセット!
まずはアルコールとティッシュを用意します。
★納豆を食べた方はできれば2.3日あけてから味噌のお世話をしましょう…納豆になっちゃうよ。
▲アルコールがない時は度数の高い酒や焼酎でも。
アルコールを手や袋、作業台に吹きかけます。
除菌した台の上でそーっと袋を開けて、カビの部分をつまんで捨てます。
▲カビを混ぜ込まないようにそっと取り除く。
カビを取り除いたら、ティッシュで袋の口についた味噌をぬぐいます。
最後に袋の口付近にアルコールを吹きかけ、しっかり空気を抜きます。
空気に触れる部分はカビが生えやすいので、ここでしっかり空気を抜いてください。
▲すみっこに空気が残りやすいので気をつけて。
▲ブンブンふって寄せてみる…雑。
▲これでリセット完了!
味見をしてみよう
味噌の香りはどうですか?
アルコールの様なツーンとした香り?
発酵している甘くて香ばしい味噌の香り?
ちなみに、我が家の味噌は、ツーンとした香りを通り過ぎて、甘い香ばしい香りになってきました!
そこで、味見をしてみましたよー!
美味しい味噌汁のコツは、お湯の温度が高すぎないこと。
温度が高すぎると、香りが飛んでしまうのでもったいないんです。
普段も火を止めてから味噌を入れましょう~
早速いただいてみると…ちゃんと味噌汁!
味噌の良い香りがふわーっとします。
お腹が温まるし、ホッとしますね。
▲潰し残しの豆はご愛嬌
潰しそびれていた豆を食べてみると、塩っ辛い中にちゃんと味噌の香りがしました。
ますます暖かくなるこれからの季節は、味噌の発酵もどんどん進みますよー。
週に1回は様子を見て少し揉んであげましょう。
▲左は1年経ったベテラン味噌、右は2ヶ月のホヤホヤ味噌
「美味しく育ってねー」
声かけしながら好みの味まで育てましょう!
生き物を育てているみたいで楽しいです。
親子で手作り味噌ライフ、おすすめですよ