実は和歌山の監視役だった⁉︎ 岸和田城の天守閣から南大阪を一望しよう!

代表あおむし 代表あおむし

大阪のお城は大阪城だけじゃない!

 

規模は劣れど、なかなかカッコいいお城、それが

 

岸和田の一等地

 

岸和田城は、南海本線岸和田駅もしくは蛸地蔵駅から歩いていけます。

 

岸和田駅前通商店街は、だんじりが猛スピードで駆け抜けることで有名な商店街。

 

旧アーケードは高さが日本一だったんですよ。

 

また、朝ドラ「カーネーション」の舞台にもなりました。

 

岸和田市役所や岸和田高校、それからだんじりが宮入りする岸城神社もそばにあります。

 

岸和田城は、いわば岸和田の一等地にそびえ立っているわけですね。

 

和歌山城の監視役?

 

大坂城と和歌山城の中間地点にある岸和田城は、徳川幕府による紀州藩監視の意味をもっていたとされています。

 

なかなか重要な役割を担っていたんですね。

 

 

本当はもっとでかかった!?

 

天守閣の中に入るのは有料(大人300円)ですが、中学生以下は無料で入館できます。

 

イオンカードやJAFカードなどを提示すれば、大人も3割引に!

 

そのほか、岸和田城・岸和田だんじり会館・きしわだ自然資料館の3館共通券(700円)もありますよ。

 

いずれも徒歩圏内!

 

現在の天守閣は3層ですが、落雷で消失する前は5層あったといわれています。

 

現在の姿は、昭和29年に市民の寄付や旧城主の子孫である岡部氏の要望などにより再建されたものです。

 

ラピートも見えるよ

 

天守閣の最上階に登ると、外に出て眺望を楽しむことができます。

 

城自体が小高い場所に建てられているので、景色がいい!

 

あべのハルカスや、大阪湾の向こうに神戸も望めます。

 

すぐそばを南海電車が走っているので、電車好きな子どもも喜ぶはず。

 

▲手前は岸和田天神宮、山の向こうは奈良

 

景色を見ていると、どこからかこんな話が聞こえてきました。

 

「あそこが〇〇で、あっちが△△で、清原の家はあのへんです」

 

この声は、ボランティアのガイドさん。

 

土日祝日だけ岸和田城にいらっしゃるので、無料でガイドしてもらえます。

 

あらかじめボランティアを予約すると1000円かかりますが、その場で聞くのはタダなのだそう(笑)

 

▲黄色い服が目印

 

また、音声ガイドもあるのでこちらを利用してみてもいいですね。

 

 

上から庭園を眺めてみよう

 

岸和田城庭園(八陣の庭)は、昭和28年の城再建時に庭園研究家・重森三玲氏によって、設計・作庭されました。

 

中国三国志の英雄・諸葛孔明(しょかつこうめい)の「八陣法」をイメージしたものといわれています。

 

▲国指定名勝の庭園

 

この庭園、地上からだけではなく、上空からも楽しめるデザインなんです。

 

上から見ると、ほら!

 

 

麒麟がくる

 

ところで、大河ドラマの主人公である明智光秀が今話題ですよね。

 

岸和田城には明智光秀の肖像画(複製)があります。

 

教科書でもおなじみ、このショット↓ 実は光秀唯一の肖像画なんです!

 

▲たしかにこれ以外見たことない・・・

 

光秀の本物の肖像画と位牌も、なんと岸和田にあります!!

 

常時公開はされていませんが、光秀の実子が建立した本徳寺というお寺にあるのだそう。

 

大河ドラマで話題の今、岸和田城の人気もじわじわきているとかいないとか!

 

ぜひあなたも行ってみてくださいね♪

 

【岸和田城】

PLACE
 岸和田市岸城町9-1
TEL
 072-431-3251
ACCESS
 南海本線「岸和田駅」徒歩15分
 南海本線「蛸地蔵駅」徒歩10分
OPEN
 10:00〜17:00(入場は16:00まで)
CLOSE
 月曜日
 ※月曜日が祝日の場合とお城まつり期間(4/1〜4/15)は開場
 年末年始
 展示替の期間
FEE
 大人300 円
 中学生以下 無料

この記事を書いたママライター

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