野菜ソムリエが地元泉州野菜を使った「大宮ブランカフェ」を岸和田に発見!最高級コーヒーに珍しい紅茶に、食材へのこだわりがハンパない!

まゆゆ まゆゆ

美味しい泉州野菜をいっぱい食べられるカフェが岸和田に!

 

大阪は野菜の一大産地。

 

恥ずかしながら私がこのことに気付いたのは、九州から大阪に戻ったとき・・・わりと最近です。

 

特に泉州地区(大阪府南部)では、水なすを筆頭に玉ねぎやキャベツなど新鮮な野菜がたくさん採れます。

 

今日はそんな泉州野菜を使った岸和田のこだわりカフェを紹介します。

 

野菜が主張!大宮ブランカフェの斬新メニュー

 

大宮ブランカフェのランチメニューは6種類。

 

そのうち週替わりメニューは、ブランセットとドリアセットの2種類です。

 

毎週インスタグラムで週替わりメニューの情報が届くのですが、メニューが一風変わっていて名前からはパッと想像できません。

 

「一体、どんな料理なのだろうか…」と、毎週想像をめぐらせています。

 

とある週のブランセットを見てください、

 

「シーフードのフライと彩り野菜の豆乳スープかけごはん~カレー風味~」(1430円)

 

ブランカフェ

▲残念ながらメニューは週替わりなので、一期一会。次はいつこのメニューに出会えるかわかりません。

 

・・・あなたの想像通りでしたか?

 

豆乳スープの上にはホタテ、イカ、エビのフライ、人参、なす、さつまいも、たまねぎ、小松菜、かぼちゃがのっています。

 

スープに浸かったフライがとっても美味しい。

 

そして、野菜にこだわっているだけあってどれも甘い!

 

食いしん坊の息子は野菜をほとんど持って行った上、「かぼちゃ、ちょうだい!」とお姉ちゃんの野菜にも手を出します。

 

当然、野菜をベジブロス(※)したオニオンスープも一気飲みでした。

 

ブランカフェ

▲ブランセットの副菜とオニオンスープ

 

※ベジブロス

野菜のヘタ・タネ・皮などコトコト煮込んで作る野菜のダシのこと。ベジ=野菜、ブロス=だしの造語。野菜の皮やヘタには、フィトケミカルとも呼ばれる栄養素がたっぷりつまっているので、べジブロスにすることで栄養素を余すことなく体に取り入れることができます。

 

大宮ブランカフェは野菜ドレッシングが止まらない!

 

ランチには、野菜のスムージー野菜サラダが付いてきます。

 

スムージーは小松菜、水菜、りんご、バナナなどの野菜とフルーツで作られたもの。

 

飲みやすくて、子どもたちもおいしそうに飲んでいました。

 

この日のサラダのドレッシングは人参、ねぎ、玉ねぎの3種類。

 

ブランカフェ

 

娘はサラダが到着するやいなや、ドレッシングのトレーを引き寄せ、野菜にかけて味見。

 

「どれもおいしいけど、これが一番おいしい!」と人参ドレッシングをたっぷりかけて、がつがつサラダを食べていました。

 

ブランカフェ

 

野菜ソムリエが作った大宮ブランカフェ

 

このドレッシングは、野菜を無理なく楽に食べられるようにと開発されたものです。

 

開発したのは、栄養士の資格をもつ大宮ブランカフェの女性オーナー。

 

彼女はカフェオープン以前は仕事が忙しく、コンビニや外食で食事を済ませる日々が続いていたのだとか。

 

ある日、「おいしい野菜が食べたい!」という体の訴えに気付いたことから、自然食のお店を巡るようになります。

 

その中で野菜そのもののおいしさ、素材を生かす調理方法に魅了され、野菜ソムリエの資格を取得。

 

「大阪にもこんなおいしい野菜があるんだ!みんなに食べてもらいたい!」

 

と、県外のお店で大阪産の野菜を食べたときに気づき、6年前に地場野菜にこだわった大宮ブランカフェをオープンしました。

 

娘がサラダを食べる様子を思い出しながら、「泉州で育った野菜を食べて健康になってほしい」という彼女の想いが形になっていることを実感。

 

ちなみに、商品化してほしいというお客さんの声が強く、今ではお店でも購入することができますよ(605円)

 

ブランカフェ

 

インドのスパイスから作った大宮ブランカフェオリジナルカレー

 

さて、娘はカレーセット(1155円)を注文。

 

ブランカフェ

 

カレーの上にもたくさんの野菜が!

 

人参、なす、さつまいも、たまねぎ、小松菜、かぼちゃ、エリンギとしめじのフリッターとゆで卵がのっています。

 

このカレーすごいんです!

 

何がすごいかというと、本場インドでスパイスのブレンドを学んできた方からスパイスカレーの作り方を伝授してもらっているんです。

 

このカレーは油をほとんど使わず(鶏肉を炒める際に使うのみ)、小麦も不使用

 

水ではなく先ほど紹介したべジブロスで煮込むことで風味が増します。

 

娘に少し分けてもらいましたが、市販のルーにあるギトギト感がなく、スパイスの風味が強くて食べやすい!

 

娘が「もっと食べたい…」というくらい、いくらでも食べられるカレーです。

 

大宮ブランカフェは野菜以外もこだわっています

 

オーガニックファームの卵

 

カレーの上に何気なくのっているゆで卵にも秘密が。

 

この卵は和歌山県の山の中にあるオーガニックファームから仕入れています。

 

その農園を選んだのには理由があります。

 

それは、きれいな水ときれいな土壌で鶏を育てているから。

 

この農園は山頂にあるため、水や土地を汚すものがないのです。

 

しかも、鶏のエサは山頂で育った有機野菜、さらに鶏のフンをまた畑に帰すという循環型農業をしているんです。

 

卵好きの息子は、アレルギーで食べられないお姉ちゃんからまたまたゆで卵を分けてもらい、一気に食べてしまいました。

 

ブランカフェ

 

安全でおいしい鶏肉と豚肉

 

カレーには鶏肉が入っています。

 

鶏肉は、通常の鶏肉よりもビタミンEの含有量が3倍以上という宮崎県産ブランドの桜姫鶏を使用。

 

植物性のえさを食べているので鶏肉独特の臭みが少ないと言われています。

 

この日、私たちが食べたメニューには豚肉は入っていませんでしたが、豚肉を使用したメニューにはSPF認定がされた宮崎県の日南もち豚を使っています。

 

SPFポークは疾病対策が施された高い管理技術をもった農場で生産された安全な豚のこと。

 

臭みがなく、しっとりとした柔らかさが特徴です。

 

最上級「スペシャルティコーヒー」が飲める

 

お次はコーヒー好きの方必見!

 

私はあまりコーヒーを飲まないので、あまり詳しくありません。

 

注文するときに、ブレンド、アメリカンがあるな、というイメージがある程度です。

 

彼女からコーヒーピラミッドについて教えてもらいました。

 

下の写真を見てください。

 

ブランカフェ

 

私たちが普段よく口にするのは、「コマーシャルコーヒー」ですね。

 

たまに喫茶店で「プレミアムコーヒー」を飲むくらいでしょうか。

 

一方ピラミッドのてっぺんにある「スペシャルティコーヒー」は、コーヒーの種子からカップに至るまで徹底した品質管理を行い、完熟豆だけを使ったとても贅沢な品種です。

 

大宮ブランカフェではこの「スペシャルティコーヒー」を味わえるのです!!

 

さらに豆は単一農園のものを提供(「シングルオリジン」といいます)。

 

また、豆を手に入れる方法もフェアトレード(※)の先を行く生産者とバイヤーが直接取引をするダイレクトトレード。

 

価値のある豆を気軽に楽しむことができるのです。

 

※フェアトレード

発展途上国でつくられた 農作物や製品を適正な価格で継続的に購入することにより、立場の弱い途上国の生産者や労働者の生活を支え、自立を目指す 貿易のありかた

 

日本人でたった1人だけ!珍しい新茶の紅茶

 

新茶の紅茶を飲んだことがありますか?

 

新茶の緑茶は初夏になると出回りますが、新茶の紅茶は聞いたこともありませんでした。

 

なぜかというと、日本で新茶の紅茶を手に入れることが非常に難しいからです。

 

毎年インドでは新茶の紅茶のオークションが行われますが、そこに参加できる日本人はたった1名。

 

大宮ブランカフェの紅茶は、その選ばれし1名から譲ってもらっているのです。

 

新茶の紅茶は渋くならず、ミルクともとても相性が良いそうです。

 

この話を食後に聞いて、セットのドリンクを紅茶にしなかったことを後悔しました。

 

ブランカフェ

▲紹介した食材は店内で購入できます

 

大宮ブランカフェはモーニングメニューもお得

 

大宮ブランカフェでは9:00~11:00(ラストオーダー10:45)の時間帯はモーニングメニューを提供しています。

 

ブランカフェ

 

メニューは4種類。

 

・トーストモーニング(660円)

・パンケーキモーニング(660円)

・サンドイッチモーニング(759円)

・クロックムッシュモーニング(825円)

 

主に天然酵母パンを使用し、サラダ、ヨーグルト、ドリンク付き。

 

バターミルクが入った最幸のパンケーキ

 

ランチやカフェメニューにもあるパンケーキもこだわりが詰まった一品です。

 

ブランカフェ▲写真はホームページよりお借りしました

 

パンケーキの素となる小麦粉は、生産者が見える北海道産100%の全粒粉

 

米油アルミニウムフリーのベーキングパウダーを使用。

 

そして、日本ではなかなかお目にかかれない北海道産のバターミルク(※)を入れています。

 

※バターミルク

クリームからバターを作った後に残る乳脂肪のないミルク。欧米のパンケーキにはコクのあるバターミルクがよく使われている。

 

あなたは、あと何回食事をしますか?

 

彼女は「地域の人たちに健康になってもらいたい。お客様の健康寿命を伸ばしたい。」と、このお店を開いた理由を語ってくれました。

 

平均寿命は伸びたけれど、健康な期間が長い人はどのくらいいるでしょうか。

 

健康な期間が長ければ、楽しいこと、好きなこともたくさんできますよね。

 

大宮ブランカフェのコンセプトは「人は食べたもので作られる」

 

世の中には食べ物が溢れていますが、毎日の健康は一食一食の選択から成り立っています。

 

私は、よく考えます。

 

「あと何回、食事をするんだろうか」と。

 

毎回理想的にというのは難しいですが、大切な健康のために、体が喜ぶ食べものを摂りませんか。

 

現在、営業時間短縮中(ディナーはお休みです)

 

全日 9:00~17:00(L.O.16:30)

大宮ブランカフェ ADDRESS
大阪府岸和田市藤井町2-15-17
TEL
072-437-2300
OPEN
モーニング 9:00-11:00 [LO.10:45] ランチ 11:00-15:00 [LO.14:30] カフェ 14:30-17:00 [LO.16:30] 土日のみディナー 17:00-20:30 [LO.20:00]
CLOSE
年末年始
ACCESS
南海本線「和泉大宮駅」より 徒歩4分
PARKING
店前に駐車場あり(5台)
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この記事を書いたママライター

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“野菜ソムリエが地元泉州野菜を使った「大宮ブランカフェ」を岸和田に発見!最高級コーヒーに珍しい紅茶に、食材へのこだわりがハンパない!” への2件のフィードバック

  1. アバター 藤本 育子 より:

    素晴らしいお店 ありがとうございます😊
    是非いってみたいと思います🍀🌈

    • アバター まゆ より:

      コメントありがとうございます。

      オーナーさんのこだわりが詰まっているとっても素敵なお店です。
      初体験できるものがたくさんあると思いますので是非、行ってみてくださいね!

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