コロナ対策で今話題「HK Mask」は医療用N95に近い高性能!なのに簡単DIYできる!
コロナ対策に今話題の「HK Mask」をDIY!
緊急事態宣言、休園・休校延長、不要不急の外出禁止など、コロナの影響が拡がってきていますね。
・三密(密閉・密集・密接)を避ける
・手洗い
・くしゃみ・咳のエチケット
いろいろな要素が重なってこそ、感染拡大は抑えられるようです。
『もらわない』ことはもちろんですが、『ひろげない』という意識も大切ですよね。
だけど、マスクがない!
開店前からドラッグストアに行列ができているのを見たことがありますか?
入荷するかどうかも分からないマスクを求めて、多くの人が並ぶようです。
働いているし…子どももいるし…並ぶのなんて無理!(並んでる方が感染しそう…)
・・というわけで、作ってしまいましょう!
「HK Mask」(HKマスク) 生まれは香港
手作りマスクを検索していて「HK Mask」というものをみつけました。
2枚の布にキッチンペーパーやティッシュペーパーなどのフィルターを挟むというシンプルなマスク。
ですが、実はこれ、香港の化学博士が考えた結核等の患者に使用される「N95」に近い機能を発揮できるすごいマスクなんです。
※機能性は中に入れるフィルターによります。詳しくは後述。
何より作り方やメンテナンスが簡単!
ということで、さっそく作り方をご説明しましょう。
つくりかた
型紙をダウンロードして、表布と裏布の型紙を写しとる
5種類の型紙(赤ちゃん用〜成人男性用)を無料でダウンロードすることができます。
今回は「レディース/Mサイズ」と「ティーンズ/Sサイズ」をダウンロードしてきました。
表布・裏布、それぞれ2枚ずつ生地を切りとる
マスクの材料ってガーゼじゃなきゃいけないとか思いがちですが、何でもいいんです!
中のフィルター次第で機能がUPするそうなので(詳しくは後述)、お気に入りの生地で作って気分をあげちゃいましょう!
今回は表布はコットンプリント生地、裏布はガーゼ生地を使用することにします。
赤ちゃんの頃にチクチクしていたデッドストックの布がここへきて大活躍!
▲表布の上辺の合印(紫色のチョン)を忘れずに
※合印(あいじるし)・・・2枚以上の布を合せて縫う時、ずれないように合わせる印
丸いカーブを縫いあわせる
表布・裏布いずれも、2枚の丸いカーブを縫いあわせます。
丸いカーブの縫いしろを割って、マスクの上下を縫う
さきほど縫い合わせた2枚の縫いしろ(縫い目から布端部分)を片側に倒すか開くかして、アイロンなどでクセづけます。
マスクの上下の部分を縫いしろ1cmぐらいで縫います。
ワイヤーを入れたい場合は、表布の上部分(合印のある辺)だけ縫わずに残しておきます。
「HK Mask」は、カーブ加減がすごく縫いやすいんです!
いくつか布マスクを縫いましたが、これが一番滑らかなカーブでした。
縫うのが楽なのに、つけた時にすごくフィットする!
製図がすごい!
表布の上部分にワイヤーを入れる(無くても可)
鼻があたる部分にワイヤーを入れる工程です。
ワイヤーがなくてもフィット感は十分だと思いますよ!
我が家にはちょうどラッピングの口を留めるネジネジ?があったので、入れました。
▲お菓子の袋のネジネジ・・・これです
型紙に合印が入っているので、それを目安に、縫いしろにワイヤーを入れ込んで縫います。
▲難しい時は、縫った後端から真ん中まで通します
ワイヤーの左右の合印部分を縫って、ワイヤーが縫いしろの中で動かない様にします(表布だけ)。
中表に合わせて左右の両端を縫い合わせる
表布と裏布を、出来上がった時に表側になる面同士をくっつけて(中表の状態)左右の両端を縫い合わせます。
▲表布と裏布の表面同士をピッタンコ
▲左右の両端を縫い合わせる
ここからは勝手に、公式ページと違う作り方にして簡素化しています!
公式ページでは、耳だけでなく頭にひもを回して留める形のマスクを作れるのですが・・・
もっちゃん的には耳ゴムだけで十分だったので、少し手順を簡単にしました。
ゴム通しの穴(左右)を縫ってあご部分(下)を縫い止める
左右を縫ったら、表にひっくり返して、左右のゴム通しの穴を縫います。
紐通しや平ゴムを通すので、1.5cm幅ぐらいがオススメ。
マスクゴムが品薄で手に入りにくので、「伸びる靴紐」を代用品として使ってみました。
あごの部分は、表布と裏布を合わせて縫いとめます。
とまれば良いかな、と返し縫いで中央の部分だけ何度か往復して一本で縫いました。
ゴムを通して出来上がり!
▲立体的でかなり顔にフィット!
ゴム通しにひと工夫
・ゴムが手に入りにくい
・何回も長さをはかりたくない
・縫い止める作業が面倒
・結び目が嫌
そんなことから、ちょっと工夫してゴムを通してみました。
ひも両端を輪にして縫いとめて
端と端をゼムクリップでつなぎます。
こうすると、クリップがひも通しの代わりになるし、結び目もダブつきません。
マスクはフィルターが大事
上がパカッと開いた独特な形になっている「HK Mask」。
その最大のポイントは、この中にフィルターの役割をする物を挟むことです!
というのも、マスクの機能はフィルター(透過性)で決まるから。
▲公式ページのイラストより
マスクはスポンジみたいなものから不織布や布までいろいろありますが、ホコリや花粉やウイルスをいかに通さない素材か、ということが大事。
「HK Mask」の間にティッシュやペーパータオルを重ねて入れることで、かなり機能が高い布マスクになります。
▲ティッシュを何枚か重ねると性能UP
▲もっちゃんはこんな感じでティッシュとペーパーを入れています
「HK Mask」使ってみての感想
実際に入学式の時に親子でつけてみました。
私はMサイズ、息子6歳(新1年生)はSサイズでちょうどよい感じ。
次男3歳(新年少さん)はSサイズでも良いですが、少し大きめ。
▲6歳長男にSサイズ
市販の薄い不織布マスクに比べてかなりフィットし、乾燥しない感じがしました。
ちょっと息の上がるダッシュなんかしてしまうと、息苦しいぐらい。笑
子ども用のサイズが手に入りにくいし、やむを得ず外出する際には着用したいし。
いくつか試した中で、安心かつおすすめできるなと思いました!
公式ページやFacebookにも情報が載っているので、参考にしてみてください。