【こどもと遠出】林明子原画展@伊丹市立美術館
子どもに「絵本の読み聞かせ」していますか?
今日は
「絵本のひきだし 林明子原画展」を紹介させていただきます。
開館30周年の伊丹市立美術館で、ただいま開催中です。
※12月24日(日)まで!
誰しも一度は手に取って読んだ事があると言っていいほど有名な絵本作家林明子さん。
林さんの代表作は数々あります。
中でも、林さんが初めて手がけたのが「はじめてのおつかい」です。
みなさんこの絵本ご存じですよね?
なんとこの絵本が誕生して40年も経っているんです!
私も幼い頃読んでいました。
懐かしい〜!
館内入り口には「はじめてのおつかい」の壁画が!
みいちゃんと一緒に写真を撮ることができます。
牛乳を持って、はいチーズ!
壁画の近くには、題名にもあるように「絵本のひきだし」があります。
いろいろな「絵本のひきだし」があるので、子どもがあちこち開けて楽しめますね。
こちらは「おでかけのまえに」のひきだし。
ピクニックにでかける朝、あやちゃんは張り切ってお手伝いをします。
でも天真爛漫な行動の連続!
私なら口うるさく言ってしまいますね。
ひきだしを開けると泥だらけのあやちゃんが出てきました!
お次は「はっぱのおうち」のひきだし。
林さんが当時住んでいた街でイメージに合う場所を探していたところ、お地蔵さまのいるこんもりした茂みを見つけて描いた絵だそうです。
さちの笑顔に癒されます!
かわいい〜!
それから「とん ことり」のひきだし。
不思議なタイトルですよね。
小鳥の話!?と思った人も多いはず。
それがまさか郵便ポストに手紙を投函した時の音だったとは!
友達になる前の心細く不安な感情や、もじもじした態度が微笑ましいですね。
そしてこちらは「おふろだいすき」のひきだし。
林さんが、カバのいる動物園に足を運び、図鑑でクジラの動きを調べながら描いたそうです。
2階には、長野県にある林さんの自宅兼アトリエの写真や机が展示されています。
窓から見える四季折々の景色を眺めながら、絵本を描いているんですね〜
それでは特別展へ。
「こんとあき」のこんが案内してくれています♪
特別展①
イラストレーター時代~初期の作品と、「はじめてのおつかい」の原画や構想段階で描かれた貴重なラフスケッチなどを展示しています。
特別展②
ひとつの物語世界がふくらむ作品や、林さんが1人で物語と絵を創作した作品を展示。
特別展③に向かう途中にもこんとあきに出会えます♪
目線の先には…
枯山水の石庭が!
特別展③
様々な技法を使い、独自の表現を生み出してきた作品を展示しています。
さらにはグッズ販売や絵本を読むスペースもあります。
楽しそうに子どもに読み聞かせをしているママやパパの姿が見られました!
おしまい。
イベント情報
会場では、スタンプラリーやぬりえなど、子どもが楽しめるイベントが開催されています。
【スタンプラリー】
展覧会場にひそむスタンプを順番に集めよう!
展覧会オリジナルステッカーをプレゼント!
時 12月23日(土・祝)の開館時間内
※先着250名様(お一人様1回限り)
※要当日観覧券
※台紙は1階受付にて配布
【ぬりえ】
林明子作品の一場面に色を自由に塗ってみよう!
時 会期中の開館時間内
※要当日観覧券
※台紙は1階受付にて配布(無くなり次第終了)
【限定グッズの販売】
会場限定販売のオリジナルグッズが多数販売されています。
原画展に行き、初めて知る絵本も何冊かありました。
どの絵本も繊細で優しい色彩で描かれていて、
絵の中にたくさんの工夫や遊び心があるので、親子で一緒に隅から隅まで探すのも楽しいですね!
きっと親子の大切なコミュニケーションが深まり、絆が増すことでしょう。
最近は寒さも本格的になってきました。
大人も子どもも、心温まる林明子さんの原画展を観に行きませんか?
【絵本のひきだし 林明子原画展】
会期
開催中〜12月24日(日) まで
休館日
月曜日
開館時間
10:00〜18:00(入館は17:30まで)
入館料
一般 800円
高大生 450円
小中生 150円
【伊丹市立美術館】
ADDRESS
兵庫県伊丹市宮ノ前2-5-20
TEL
072-772-7447
ACCESS
- 阪急伊丹駅より北東へ徒歩約9分
- JR伊丹駅より北西へ徒歩約6分
- 阪急バス 伊丹中央停留所より北へ徒歩約3分
PARKING
専用駐車場なし
宮ノ前地下駐車場(有料)をご利用ください