天然素材100%!魔法のジェラート 音時間 (オンタイム)@岸和田市
大阪市内から和歌山までのびる紀州街道。
ジェラートカフェ 音時間(オンタイム)は、その真ん中あたりに位置する岸和田市にあります。
オープンしたのは2007年10月。
さすが紀州街道、周りにはレトロな建物が多く残っていて、風情を醸し出しています。
岸和田中央会館もレトロな建物のひとつ。
その向かいにあるのが音時間(オンタイム)です。
こちらも築約100年の木造建築物をリノベーションしています。
紀州街道のレトロ感に馴染むような控えめな色合いの外観。
対照的に、店内はカラフルで明るく、まるでイタリアのカフェのような雰囲気です。
▲ブルーの壁の中は音楽教室やスタジオとして使われている。
魔法のジェラートは種類がいっぱい!
入り口を入ってすぐのカウンターで注文します。
店内は広くないですが、イートインスペースがあるのは嬉しいですね。
ジェラートの味は、なんと20種類!
半分は定番メニュー、もう半分は季節のメニューなのだとか。
天然素材100%、素材がもつ味にこだわったイタリアンジェラートです。
香料や保存料を一切使っていません。
チョコチップやバニラの定番味のほか、塩、グレープフルーツ、黒ごま、ほうじ茶など珍しい味が並びます。
ダブル(左)は500円、シングルは350円。
黒ごまのジェラートは、ゴマの香ばしさと食感が印象的な味。
ビスコットはココアクッキーをくだいたようなものが入っています。
暑い季節は、さっぱりした杏仁豆腐味がおすすめですよー。
とろけるジェラートクロワッサン
こちらはアツアツのクロワッサンにジェラートをサンド!
好きなジェラートをのせることができます。
バターの香りがたまりません…!
▲2個セットで380円。1個だと200円。
口に入れると「パリッ サクッ」
クロワッサンの熱で溶けかかったジェラートが、パン生地になじんでおいしい!
コーヒーや紅茶、ハーブティーなどのドリンク(各150円)と一緒に召し上がれ。
朝ドラのまちを歩こう
岸和田といえば、2011年に放送されたNHK連続テレビ小説「カーネーション」の舞台となったまち。
岸和田出身のファッションデザイナー コシノヒロコ・ジュンコ・ミチコの3姉妹を育てた母アヤコの生涯を描いたお話で、尾野真千子がヒロインをつとめました。
音時間のすぐ近くの通り「かじやまち」は、主にそのロケ地となった場所です。
2005年、老朽化したアーケードを撤去し、町並が整えられました。
もともとは鍛冶屋さんが鉄砲を作っていたまちです。
カーネーションの放送後には多くの観光客がこのあたりを訪れているのをよく見ました。
今でもちょこちょこ見ますね。
岸和田少年愚連隊のロケが行われた場所もありますよ。
さきほど出てきた、音時間(オンタイム)の向かいのレトロな建物、岸和田中央会館は、現在かじやまちの事務所になっています。
こちらもレトロな民家。おしゃれ!
かじやまちの通りを抜けると、岸和田駅前通商店街に出てきます。
毎年9月になると、このアーケードの下をだんじりが通ります。
▲中央部分がアーチ状に高くなっているのはだんじりが通るため。
「だんじりが通る」とさらっと言いましたが、この商店街の中をだんじりと大勢のだんじりファイターたちが疾走します。
店舗のシャッターにはりつくようにして見物できるのですが、その勢いといったら!
ぜひともこのスリル感を味わってほしいですね。
商店街を抜けると、そこは南海の岸和田駅。
岸和田駅~音時間(オンタイム)間は徒歩約10分です。
ちなみに、音時間(オンタイム)から逆側、つまり海側に5分ほど歩けば、岸和田カンカンベイサイドモールにたどりつきますよ。
だんじり祭からは想像できない静かな岸和田を、ぜひ歩いて散策してみてくださいね。
【音時間 オンタイム】
ADDRESS
岸和田市北町11-2
TEL
072-436-8671
ACCESS
南海本線「岸和田」駅より徒歩10分
OPEN
10:30~20:30
CLOSE
年末年始・お盆
PARKING
あり(無料)